哺乳綱偶蹄目ウシ科に属する動物の内、渦巻状のツノを持ち、目や蹄の間に臭腺が発達する動物群の総称。
一部の種類は家畜として改良され、毛や肉を得る為に飼育されている。
特徴
羊毛(wool)と呼ばれる縮れた毛をもつ。毛を刈って衣料に使われる。
角はオス・メスの両方にあり、メスの角は短くまっすぐだが、オスの角は長くて曲がったり、ねじれたりする。品種によって、まったく角をもたないもの、雄雌両方にあるもの、雄だけが角を持つものもある。
野生のヒツジは茶色で、色合いには幅広いバリエーションがある。
家畜のヒツジの色は純白から濃いチョコレート色まであり、斑模様などもある。
水平に細い瞳孔を持ち、優れた周辺視野をもつ。視野は 270°-320°で、頭を動かさずに自分の背後を見ることができる。 しかし、奥行きはあまり知覚できない。
おとなしいイメージが強い動物であるが、怒らせると結構怖い。
発達したツノによる頭突きは強力である。
また結構何でも食べるため、六甲山牧場などの観光牧場などでは客が弁当を広げていると
おにぎりやおかずを食い荒らされるという事件が多発している。
表記揺れ
※余談だが、眠れないときに羊を数える。というのは英語圏だけで通用する(Sheep⇒Sleep)話であって、一般の日本人には無意味だったりする。