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F-117の編集履歴

2012-10-04 13:53:32 バージョン

F-117

えふいちいちなな

アメリカ空軍初めてのステルス戦闘機。「戦闘機」とは言うものの、実際には攻撃機に近い。なお、センチュリーシリーズから番号が飛んでいるが、これは「社内の開発コードをそのまま使用した」、「新型エンジンの型番と混乱させるため」等の説がある。

アメリカ合衆国によって開発されたステルス攻撃機

ナイトホーク(Nighthawk)の愛称で知られている。


概要

世界初の実用的なステルス機として1981年に初飛行を行った米空軍の攻撃機。

レーダーによる探知を極力抑えるため、平面で構成された独特なフォルムをしている。

また、非金属素材を使い、レーダー波を吸収する特殊な塗料が使われ、兵装はウェポンベイ内に格納できるようになっている。

空気力学的に不安定な形状だが、当機はフライバイワイヤによってそれを克服している。


戦闘機を表すFナンバーでありながらステルス性を優先したため空戦能力は低く、実際は攻撃機に分類されている・・・が、

パイロットの腕次第では克服できなくもない。かもしれない


とはいえ、実機は固定機銃は持たず、ガンポッドとして搭載することもできず、空対空ミサイルの運用能力を持たない(試験が行われていた時はサイドワインダーの運用能力を持っていたが、後の機体はランチャーそのものが排除されていた)為に空戦能力は皆無となっている。

Fナンバーをつけるに至った経緯にはいくつかの説があるが、空戦能力を持った機体として作られてはいないのは確かである。


いろいろ

レーザー誘導爆弾とともに、湾岸戦争で一躍有名となった。

黒く、航空機離れしたスタイルは「流行り」となり、

トヨタのWillVSなどにも影響が見られる。


しかし、このスタイルは湾岸戦争当時でも既に旧式化していた。

当時開発中だったF-22などはずっと航空機らしいスタイルとなっている。

これはレーダー反射断面積(RCS)の計算のため、平面で繋げたスタイルとしたためだ。

F-117はいわば「飛ぶだけで精一杯」なのに対し、

F-22では格闘戦まで可能になったのは世代の差と言える。

(空力の研究が進み、ステルス性との両立が出来るようになった)


兵装はGBU-24などの1t級爆弾を2発のみ。

爆弾倉は中央から分割されているため、GBU-15のような大型の兵器を搭載できない。


真っ黒なカラーリングが有名だが、実はこの色、昼間はもちろん夜間迷彩効果も低い。一般的な戦闘機のような「灰色」が昼夜両方において最も適した色なのだが、軍上層部の要請により真っ黒に染め上げられた。(上層部が厨二だった説と技術・機密的問題説がある)

まさかエスコン6のアイマスコラボ機の方が実用的な色だとは・・・


関連タグ

戦闘機 攻撃機 モスキート(爆撃機) ステルス機

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