概要
華の天羽組シリーズのヴィランとして登場した天王寺組の城戸丈一郎と浅倉潤をまとめて呼ぶ際の名称、またはカップリングの名称。「あさきど」と呼ばれることもある。
本編では一貫して城戸がリーダー、浅倉がサブという扱いとなっている。
共通点も多いが幼少期の家庭環境は対照的であり、城戸が貧しいが親からの愛情を受けて育ったのに対し、浅倉は裕福だが常軌を逸した教育虐待を受けて育った。
作中での関わり
2人が出会ったのは高校時代であり、当時三年生で番長を張っていた城戸が一年生ながら喧嘩三昧の日々を送っていた浅倉に勝負を挑んだことがこの関係性が構築されたキッカケである。空手を学んでおり才能もあった浅倉だが、喧嘩殺法で互角に立ち回るうえに何があっても相手に屈しない信念を持った城戸に対して自分は勝てないと悟り、負けを認める。この勝負を経て仲良くなった二人は良くつるみ喧嘩に明け暮れた。
高校卒業後、城戸は「組長になる」という幼少期からの夢を叶えるために天王寺組の門をたたき、その2年後には浅倉も天王寺組に入った。天王寺組の教育システムで鍛えられた2人はやがて一つの派閥を持つことを認められ、いつしか関西裏社会で恐れられる存在へとなっていった。
しかし、羽王戦争での激戦の末、浅倉は工藤清志に敗北し殺されてしまい、一発逆転を狙い天羽組中核を急襲した城戸も構成員の決死の総攻撃を受けて浅倉の後を追うように敗死した。