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概要

豪血寺一族とは、1993年11月にATLUSがアーケードゲームとしてリリースした対戦格闘ゲームを起点とするシリーズ。

世界有数の財閥「豪血寺」の頭首の座をかけた格闘大会という設定で、登場キャラのほぼ全員が血縁、主軸となる初代主人公とラスボスが双子の老婆など、個性的なキャラとBGMが注目を集めた。

『新豪血寺一族 闘婚 -Matrimelee-』以降はATLUSの許諾の元でノイズファクトリーによって制作された。

格闘ゲームとしてのシステム

画面の上方向へのスクロール

画面が上方向へスクロールする格闘ゲームはこの作品が初らしい。

全てのキャラに空中投げ実装

ギルティギアでは非常に重要なファクターとなっている空中投げであるが、全てのキャラクターに実装されたのも、このシリーズが初(当時全盛期だったスト2でも春麗ガイルなどのごく一部のキャラのみしか空中投げを実装していなかった)。

ダッシュ攻撃

間合いを詰めつつ攻撃のできるダッシュ攻撃もこのシリーズが初らしい。

それまで間合いを詰めるための前ダッシュや前ステップを実装している作品自体少なかったのだが、ダッシュ攻撃という発想自体に至る事も無かったらしい。

登場キャラクター

※が付いてるキャラは背景キャラ。

この他にも家庭版限定キャラとして、元・格闘家のボビー・オロゴンがゲストとして登場した

ちなみに彼が登場した事で、そのソフトの発売が諸事情で延期されたのは有名な話。

お聞きのBGMは格ゲーのBGMです

非常に有名な曲であるが、これが格ゲーBGMである事を知らない人は多い。

作曲者はギース・ハワードのBGMも手掛けている「でんちゅう」こと田中敬一。

この曲に限らず、豪血寺一族シリーズのBGMはほとんど全てがこういう電波ソングである。

本格的に歌が入るようになったのは『豪血寺一族2』からで、理由は企画者の「ちゅうこ」こと伊集桂子が、営業から「婆さんキャラで売れるんですか~?」と煽られてブチ切れた結果らしい。

関連タグ

ATLUS レッツゴー!陰陽師

村田蓮爾(初代からGroove On Fightまでのキャラクターデザインを担当。闘婚はイラストのみ)

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