エドガー・バルチナス
えどがーばるちなす
「歴史は挑戦者によって塗り替えられていくのかもしれないな…。」
CV:杉田智和
特徴
水色の長髪の青年で、右目が隠れている。一人称は「私」。
プライドが非常に高くナイーブ。女性にはジェントルマンの国にふさわしく常に紳士的に振舞うが、格下と見た相手には見下した態度を取る。テレス・トルーエとは気が合わない様子。しかし、力量を認めた人物に対しては敬意のある対応をする潔い一面も。
髪型が若干風丸に似ていることから「偽風丸」「風丸二郎太」と呼ばれる事もある(兄弟説まで流れるほど)。また、エドガーだけに江戸川と呼ばれることも。
キャラクターデザインを担当した長野氏によると、「わざと風丸に似たキャラを作ろう」ということで、当初は金髪だったが結局髪の色も風丸と同じ色になったとの事。
ゲーム中では風丸と間違ってパスしてしまわないよう、若干薄い色になっている。
公式も似ていることをネタにしているのか3ではダークエンペラーズverの風丸がエクスカリバーを習得できる。
イナズマイレブンGOギャラクシーでは、スーパーノヴァ限定でアースイレブン追加メンバー候補として登場する。
ちなみに本来はサッカーバトル用のBGMである「世界の強豪たち」はアニメでは彼がエクスカリバーを放つシーンで多用されているのが特徴(これら以外にも使用されたシーンは多数あるが)。
漫画版
紳士ではなく騎士(ナイト)を名乗っており、自国の歴史と伝統あるサッカーを背負った誇りの高さを見せる。
また、劣勢時に野次を飛ばされても決してこれに逆ギレせず伝統を背負う以上それを当然のものとして受け止めるメンタルの強さと、挑戦者によって塗り替えられていく歴史を受け入れる思考の柔軟さを持ち合わせている。
基本的に対戦相手の悪役ぶりや嫌味さを強調して敵として分かりやすく演出する漫画版において、珍しくむしろキレイな性格になった。
必殺技(ゲーム版も含む)
ゲーム版ではキックの値がかなり伸び、強力なシュート技をデフォルトで覚えている。
しかし、シュート技の全てが属性不一致であるのが難点である。幸いにも秘伝書で覚えられる林属性のシュート技は強力なものが揃っているのが救いか。
とはいえ3においては対人戦を考慮した場合の性能は正直低いと言わざるを得ない
理由としては「強力なライバルが多すぎる」「性能と習得技があまり合致していない」などが挙げられる
前者においては強力なシュート技を持ちながらドリブル技を持ち、尚且つスキルを入れても自由枠を確保できるバダップ、単体性能こそ高くないがバフとFWを同時にこなせるアフロディ、シュート火力においては前者2人を凌駕するドラゴなどおり、これ以外にも強力な林属性のFWはいるためエクスカリバー一本で戦うには正直厳しい
後者においては「属性強化を持たせ、エクスカリバーを用いたロングシュートを利用して得意属性のGKに刺す」と言うプレイングができるものの、それを行うのであれば高いキックが過剰になってしまう(属性強化を使えばキック自体は1でも極論得点は可能であるため)、また、この運用においても強力なライバルが存在する。それがボニトナ、彼女も性能自体は高くないが、上記運用においては高い能力を発揮する上ブロック技も完備、刺さる範囲も広い弱体化スキルの「おいろけUP!」があるためたとえGKが風属性以外でも腐らない活躍ができる。シュートチェインで差別化しよう
- エクスカリバー(ゲーム版では、エクスカリバー(改))
地面に飛び上がって宙返りし、聖剣のオーラを発生させたかかと落としを見舞うシュート技でエドガーの代名詞。単体技であるにもかかわらず、トリプルブーストと同威力を誇る凄まじい技。
アニメ版ではカウンターシュート、ロングシュート両方で使用され、ゴールへの距離が遠ければ遠いほど威力を増す。つまり、相手のシュートを蹴り返せば更に威力が上乗せされる。(ただし、相手のシュートが強すぎると足を痛めてしまう恐れがあり、ドラゴンスレイヤーやヘブンドライブを撃ち返した際には足に負担が掛かってしまった。しかし、どの試合においても必ず撃ち返す事には成功している。)
以上の特性から真っ当なキーパー技で防ぐことは困難であり、カオスブレイク(林属性最強のシュート)を止めた円堂でさえもエクスカリバーの攻略に対して導き出した結論が「ゴールに入らなければ得点にならない(ならば真っ向から止める必要はない)」というもの(円堂大介のアドバイスにヒントを得た)だった為、オーラでシュートをゴールの外に逃すイジゲン・ザ・ハンドを編み出させている程。まさしく約束された勝利の剣とはこの事である。
また、相手のキーパー技を破る際には「キーン!」という剣戟音が鳴る為、よりかっこよさが増している。
ゲームでは流石にシュートブロックやカウンターシュートに使えてしまってはゲームバランスが崩壊するのでロングシュートと通常シュートの二つでしか使用できない制約があり、カウンターシュートが導入されたGOシリーズに至っては登場すらしなかった。
- パラディンストライク(ゲーム版では、パラディンストライク(改))
つま先でボールを蹴り込むシュート技。名前に反して演出がかなり地味。
おそらく騎士が騎乗槍で刺突するイメージなのだろう。威力もそこそこ高く、シュートチェインにも使用できる優秀な技である。
- ウルトラムーン(ゲーム版)
元々はチームメイトであるエリック・パープルトンの必殺技。
ムーンサルトの強化版であり、美しい満月をバックに華麗なムーンサルトを決める。
唯一の属性一致技。
- イケメンUP!(全シリーズ共通)
このスキルを備えているという事は公式でイケメンカウントという訳である。
女性相手に技の成功率が上がる。
- アブソリュートナイツ ナイツオブクィーンの必殺タクティクス
- 無敵の槍 ナイツオブクィーンの必殺タクティクス
- フォルテシモ(GO~GO3)
- エボリューション(GO)
- プレストターン(GO)
- イリュージョンボール(GO2,GO3)
- ゴッドウィンド(GO2,GO3)
また、ゲーム版のイナズマイレブンGOシリーズでは超次元トーナメントで「鉄騎兵ナイトW」「夢紳士ドリームアンクル」を発動させている。