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アルジュナ(ゼルダの伝説)の編集履歴

2024-07-13 01:59:55 バージョン

アルジュナ(ゼルダの伝説)

あるじゅな

アルジュナ(ゼルダの伝説)とは、かぢばあたるの『神々のトライフォース』のコミカライズ版のオリジナルキャラクター(メイン画像左上の青年)。

「始めから強いモノは強者ではあるが勇者ではない

 己の弱さを知り認め それを乗り越えた者こそ勇者たりえる」


概要

王室付きの騎士。通称「団長」。本名で呼ばれたのはリンクから「団長ってアルジュナって名前なんだ」と言われた時のみ。

リンクの伯父ザンジリンクの伯父ザンジとは騎士団長と剣術指南役という間柄から知り合いだった。その縁からリンクとも面識があった。


アグニムの野望を見抜き、リンクの伯父ザンジと共に立ち向かうが敗北する。大怪我を負ったが復帰後はリンクの仲間になる。

メンバーの中でも精神的に大人のためリンクとラスカを諭したり励ましたりすることが多い。リンクを自分以上の実力者と称するが、リンクやザンジでも気づかれない隠形を見せるなどかなりの腕前。盾は使わないが剣の柄で敵の攻撃を防いで反撃するという技量を見せた。


王室騎士団長という地位からゼルダ姫の言動にツッコミを入れられるくらいには仲が良く、剣術指南役のザンジとも親交があった。ザンジ亡き後は忘れ形見であるリンクを見守る良き兄貴分となる。以後も猪突猛進気味なリンクとラスカを導くブレーンを務めた。


強敵と戦うたびに衣装や剣が破損するため外見が変わっていった。顔付きも当初は30代くらいだったが2巻から20代に見えるようになった。


性格

劇中において一番の人格者であり、精神的な意味でも最も大人びている。

子どもゆえに感情的になりやすいリンクとラスカを引っ張るブレーンとして活躍しており、二人もアルジュナには逆らうことはない。

当初は病み上がりのため十全に力を発揮出来ないことからラスカには自分より弱いと思われていたが、最終巻では見事なコンビを組んで各ダンジョンを攻略した。

目上の人間には基本的には敬語を使い、賢者の末裔に対してもそれは変わらない。

年下にはリンク君、ラスカ君と呼び、大人に対してはカニカさんという風に接する。


優しい男性のように思えるが決して甘くはなく、リンクとラスカが「才能“だけ”で強くなったので勇気と蛮勇をはき違えている(強敵との戦いにおける恐怖を味わったことがない)」と見抜き、ヘラの塔を二人だけで攻略させている。結果、デグテールとの死闘を通じて二人は恐怖心を味わう、精神的に成長を果たした。

また協力者として近づいて来たカニカに関しても当初から疑いの目で見ていた。


実力

リンクには及ばないとされ、アルジュナもリンクとラスカの戦いぶりを目の当たりにして「子供とは思えない」と驚愕している。

戦績に関してもネームドの敵(ボス)を倒すシーンが終盤まで皆無であり、戦闘シーンもリンク、ラスカと比べると少なめ。

ただしリンクとラスカにも気がつかれずに尾行したり、雑魚相手には無双出来るくらいには強い。


基本的には長剣を両手持ちで立ち回るが、終盤では剣の柄で攻撃を弾いてから斬撃を見舞うという攻守に長けた技(片手での剣技)を見せている。

素手での実力も高く兵士程度では相手にもならない。

リンクでは追いつけないスピードで動けるラスカについて来れる(らしい)、ラスカの動きで目で終えるなど剣技以外の部分でも秀でている。


活躍

1巻

冒頭にてリンクの伯父ザンジと共にアグニムに挑むが敗北。しかしアグニムは魔力を使い果たしており、駆け付けたリンクに苦戦を感じたため撤退する。

ザンジは亡くなってしまったがアルジュナは重傷を負いながらも生存。隠し通路を使って教会まで非難した。


そこにはリンクとゼルダ姫がいた。アルジュナは一般人を巻き込むつもりはなかったが、ザンジを失ってはそうも言っていられないとリンクに封印戦争にまつわる話をする。そしてアグニムの目的がガノンの復活にあることも。

リンクは唯一の肉親であった伯父の死を嘆き悲しんでしまうが、アルジュナは「君の技はザンジ様の技。その技でアグニムを倒してこそ本懐。戦う理由なんてどうでもいいさ」と説き、リンクを心を救った。


リンクが眠った後、ゼルダ姫はアルジュナに不安を打ち明ける。


ゼルダ「良いのですか…? あのような子供を加えて…」

アルジュナ「子供? 姫様と同い年ですよ?」

ゼルダ「団長っ!!(きーっ)」

アルジュナ「確かにまだ子供ではありますが、その力はバカに出来ませんよ。何せ私より腕は立つのです(苦笑しながら)」

ゼルダ「騎士団長のあなたより!?」

アルジュナ「私どころか剣術指南のザンジ様(リンクのおじさん)より上手ですよ」

ゼルダ「信じられない…」

アルジュナ「いずれわかります」

ゼルダ「腕が立つのは良いですが…人前で涙を見せる男子はやはり信じられませんわ」

アルジュナ「そうでしょうか? 男子とて愛する者のために流す涙なら、尊いものだと私は信じています」


ゼルダ姫がリンクに心を許せないのは「子供だから」という理由であり、そのことを騎士団長に告げた時は「姫様と同い年ですよ」と見事なブーメランを返されている。

騎士団長もアグニムもリンクを高く評価しているので、ゼルダの振る舞いは完全に当て馬になってしまったと言えよう。


アルジュナはアグニムとの戦いで重傷を負っていたが、リンクとラスカがマスターソードを手にするべく最初の紋章を集めた後で復帰。

しかし病み上がりのため十全に力を発揮出来なかったようで、魔物を倒した数がリンク、ラスカより少なかった。このためラスカには「もっち頑張った方がいいね」と注意された。


二人の強さを認めていたアルジュナだが、同時に強敵との死線を越えたことがないとも見抜いていた。そこでヘラの塔に二人で向かわせ、結果的にデグテールとの死闘を通して成長を促すこととなった。

密かに尾行していたアルジュナは、二人を試すような真似をして済まないと詫びた後、


「絶体絶命のピンチと恐怖

 キミたちは自らの力でそれに打ち勝った!

 新たな勇者の誕生だ…!」


とリンクとラスカを讃えた。


いよいよマスターソードを引き抜きにと迷いの森に向かう一行だが、神父からの通信で教会を襲ったアグニムにゼルあ姫が拉致されたと知る。

そこで自分とラスカがハイラル城に殴り込みを掛け、その間にリンクがマスターソードを引き抜きに向かうという提案をする。

二人には嫌な顔をされたが、時間がないということで強く頼み込んで了承してもらった。


2巻

ハイラル城に乗り込むも中庭で兵士たちに囲まれ足止めを余儀なくされていた。兵士たちを殺すわけにはいかないので素手で応戦するが、背後から兵士の剣が迫る。アルジュナの危機を救ったのは、ラスカの父親だった。

兵士たちの相手は門下生を率いたラスカの父親に任せ、アルジュナとラスカはついに城内へと突入する。そこでリンクとアグニムの対峙を目撃。アルジュナは加勢しようとするがラスカに止められる。


アルジュナ「どうしたラスカ君!? なぜ止める!?」

ラスカ「アグニムは伯父さんの仇 仇討ちは本人がやるもんだよ」

アルジュナ「しかし…!」

ラスカ「大丈夫だって マスターソードがあるじゃん! リンクが勝つよ!」


その通りの結果になり、アグニムは伯父を殺した魔法弾を跳ね返され消滅した。しかし最後に3人を聖地に叩き込むという悪足掻きをされてしまう。


聖地にいきなり放り込まれたアルジュナたちの前にカニカと名乗る青年が現れる。彼は封印戦争が始まる前、ガノンから無理やり参謀にされ聖地に連れて来られたと語る。

ハイラルに帰るため4人で協力しようというカニカの提案に乗ったが、アルジュナは彼を信用出来ずにいた。魔物たちから逃げ隠れしている割には聖地について詳しい、ガノンのもと配下という経歴が引っ掛かっていたのだ。




3巻(最終巻)



余談

当初は名前設定がなかったため2巻から「アルジュナ」と自己紹介するシーンが描かれた。


関連タグ

リンク(ブレスオブザワイルド):姫付きの騎士という点が同じ。ただしこちらは新人。

ウルボザ:主要人物の親族と親交がありその忘れ形見を見守る立場、ゼルダ姫と仲が良いなどの点で類似。

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