概要
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』以降、様々なシリーズに登場するボスモンスター。
芋虫型モンスター「テール」が成長し巨大化した存在で、頭と胴体は硬質化している為、あらゆる攻撃を弾き返し、さらに弾力性も備わっているので、攻撃した反動で相手を吹き飛ばしてしまう。
基本的に壁や足場の端で跳ね返りつつ適当に動き回っているが、しばらく跳ね返っていない状態が続くと相手に向かって突進してくるものの、直ぐに思い出したかのようにUターンする性質を持つ。唯一の弱点は硬質化していない尻尾の部分で、そこを剣で斬るとダメージを与えることができる。
出演作品
神々のトライフォース
ヘラの塔のボス。この作品が初出。
戦場となるフィールドは狭く、さらに厄介な事に、床には所々に穴が開いており、デグテールの急所を攻撃しようとして胴体に攻撃が当たってしまった結果、弾き飛ばされて下の階に落ちてしまうと最初からやり直しになってしまう。
また、瀕死状態になると移動速度が増すという、さらにプレイヤー泣かせな特徴がある為、ボスの強さよりも足場の悪さに覆いに苦しめられるといった人が多いかもしれない。
ちなみに後に「ガノンの塔」の6Fにおいて別個体が登場する。こちらは何度でも復活する。
夢をみる島
テールのほらあなのダンジョンのボス。機種のスペック上、体色は黒くなっている。行動パターンなどは『神々のトライフォース』と同じだが、体力が減っており、こちらは尻尾を剣で斬るたびに一定時間素早く移動する仕様に変化している。体力が減っている分、早く仕留めることができるが、部屋が狭くなっているため、穴へ落とされやすくもなっている。穴に落とされると初めからやり直しになるところも『神々のトライフォース』と同じ。
リメイク版では移動速度が上がっている最中に尻尾を斬りつけてもダメージが入らなくなっている。体色、形状ともに『神々のトライフォース2』と同一となった。
本作のラスボスであるシャドーも、このデグテールを模した形態に変化するが、穴に落とされることも、初めからやり直しになることはない。
4つの剣+
レベル6-3あやしの砂漠のピラミッドのボス。行動パターンは基本的にいままでと同様だが、尻尾の色に応じたリンクで斬らないとダメージを与えることができなくなっている。穴に落とされても、初めからやり直しになることはない。尻尾を斬り付けたり、一定時間経過すると、尻尾の色が変化する。ある程度ダメージを与えると、なんと2体に分裂する。『神々のトライフォース』同様、瀕死状態になると移動速度が増す仕様のため、1体ずつ確実に仕留めることを推奨する。
神々のトライフォース2
『神々のトライフォース』同様、ヘラの塔のボス。体色は黄色。行動パターンはやはりいままで同様だが、下に落とされても、初めからやり直しになることはない。ハンマーで床を殴ると少しの間だけ動きを止められるが、すぐに再び動き出すため、素早く尻尾を斬りつける必要がある。ダメージを与えていくと体色が変化し、そのたびに移動速度が上がっていく。
痛快!大バトル道場の100ルピーコースの最上階にも登場する。
強化版である紫色のデグテールが、『ロウラル城』と『痛快!大バトル道場』の300ルピーコースの最上階に登場する。
トライフォース3銃士
火山エリアの炎の神殿のボスとして登場。体色は黄色で、甲冑のようなものを身に着けている。今までと違い、目の色と同じリンクを追走する行動パターンに変更された。さらに尻尾を斬りつけていきダメージを与えていくと、尻尾を上へ持ち上げるようになったため、ダメージを与えるにはリンクの高さを調整する必要が出てくる。さらにダメージを与えて瀕死状態にするとリンクを追走しなくなるが動きが素早くなり、壁にぶつかるまで真っすぐ突っ込み、ぶつかると進行方向を変える暴走したような行動パターンになる。この時は尻尾の位置がさらに高くなるので、3段トーテム状態で尻尾を斬りつけないとダメージを与えられない。
漫画版神々のトライフォース
かぢばあたるの漫画版では、リンクとそのライバルのラスカを追い詰めた強敵として描かれている。
マスターソードを引き抜くための紋章を守護していたモンスターであり、頑強な皮膚によってあらゆる攻撃を通さない。逆転を賭けて放たれたラスカの《暗打双撞掌(あんだそうとうしょう)》すらも無効化し、長い胴体でラスカを締め上げて絶望させた。
しかしリンクが伯父さんから習った禁断の奥義・回転斬りを思い出したことで斬り裂かれ敗北する。
関連タグ
神々のトライフォース 夢をみる島 4つの剣+ 神々のトライフォース2 トライフォース3銃士
他のゼルダ作品
ツインモルド:ゲーム『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』に登場するボス。64版では尻尾を斬りつけてダメージを与える必要があった。