概要
重力下における試験を目的として製造されたZGMF-X23S セイバーのプロトタイプ。
型式番号ZGMF-YX21R(RGX-04)。
廃棄予定の実験機として運用された為、信頼性はあまり考慮されていないが、過酷な飛行試験に耐え、ほぼ同構造でセイバーが製作された。
アスランの機体はこの機体のデータを基にプラント本国で組み上げられた物。
開戦前に地球連合軍特務情報局の手に渡り、新たに型式番号が与えられ運用された。
重力下における風道試験の為に白色のストライプが施されているが、イルド・ジョラールの意向からVPSの再設定を行わずにパーソナルマークとしてそのままにしている。
基本スペックはセイバーと同じであるが、アンテナに量子コンピューターウィルスの送信機能を付加された。
バリエーション
プロトセイバー+11
一族によって鹵獲されたリジェネレイト・コアと合体した形態。
型式番号ZGMF-YX21R+X11A(RGX-04+X11A)。
核エンジンの大出力とコア・ユニットの大推力を付加した高機動形態。機体の稼働時間も実質的に半永久的となり、PSダウンも発生しないが、核エンジンを搭載しているのはコア・ユニット側である為、分離状態ではプロトセイバー側はバッテリー駆動に切り替わり、いずれはエネルギー補給が必要となる。
この合体の為に、プロトセイバーに専用ジョイントが増設され、合体の際は背部スタビライザーを取り外す。
コア・ユニットはウィルスによって遠隔操作が可能。