概要
基本的に校長を補佐する役割にある職位。学校教育法37条の7によると
教頭は、校長(副校長を置く小学校にあつては、校長及び副校長)を助け、校務を整理し、及び必要に応じ児童の教育をつかさどる。 |
とされている。上述の副校長はほぼ教頭と同等の役職であるが、教頭よりも権限は強く、副校長と教頭が両方いる学校では副校長の方が格上である。
教頭先生と俗に言われるが、実は就任にあたって教員免許の所持は必須ではなかったりする。そのため学校に事務員として採用された人や、教育庁で経験を積んだ人が教頭になることも無いわけではない。
ただ実情としては教師として経験を積んだ人が教頭昇進試験を受験するため、多くの場合教員免許を持っている。そのため、教員が数人しかいない小規模校では授業に当たることも普通にある。大規模校でも一般の教員に何らかのアクシデントが生じた際には授業を代行することもある。
教頭(または副校長)職は多忙と言われる教員の中でも特に激務になりがちであり、近年はなり手が少ないことが問題となっている。
著名な教頭
フィクションの教頭は「教頭先生」の記事へ。
- ウィリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)