概要
『カミワザ・ワンダ』に登場する惑星。
犬に似た金属生命体の住民達(二足歩行であり、言語は地球における日本語と同じである)が住まう星であり、作中世界におけるプログラム(もとい概念)の具現化モンスター「プロミン」が存在する。
ワンダー王が統治しているとされているが、劇中では実際は科学者ドクター・グレイトが開発したマザーコンピューターによって統治されていると言われている。
本編開始時に謎の生命体ドン・バグデスによってワザワイプログラムを受け、プロミンが変異した存在たるバグミンの暴走による大規模な混乱が各地で発生。
ワンダー王の息子であるワンダはカミワザショットでバグミンをデバッグして回っていたものの、対処が追いつかず事態を重く見たワンダー王はバグミン諸共ワンダー星を凍結させ動きを封じるという最終手段に出る。
バグデスが同じくプロミンのいる地球に向かった事を知るとワンダを宇宙船で追跡に向かわせ、自らも凍結による事実上のコールドスリープに付く。
ワンダはユートと邂逅、紆余曲折あり彼と共に地球のバグミンデバッグに取り組むことになった。
途中でアメイジングとナイスもカミワザショットを製作した後地球へ飛び、それぞれのパートナーを見つけユートらの戦力に加わった。
真相
当初ワンダはバグデスが他の星から侵略に来た生命体だと考えていたものの、バグデスが生まれたのは他でもないワンダー星、しかもそのマザーコンピューターであり本編開始時の混乱はグレイトも噛んでいたことが発覚した。
正確には本編開始前にマザーコンピューターにバグが発生、そのバグが変異して意思を持ったのがバグデスであった。
マザーコンピューターを開発したグレイトは「自分の開発したマザーコンピューターから生まれたバグデスは私の子供のようなものである」「自分の子供の夢を叶えたくない親はいない」という歪んだ思考に取り憑かれ、バグデスの究極進化を達成すべくバグデスと組んで意図的にバグミンを大量発生させたというのが真相であった。
しかしワンダー王の決死の行動によりバグミンは凍結されたため、先述の経緯で地球へ飛んだバグデスを追ってきたのである。
最終的にユートやその仲間達、やそのパートナー、ファクトプロミンや彼らの心が一つになって呼び出されたワンダープロミンの力によりバグデスは退けられ、グレイトは文字通り消滅した。
最終話ではユートらがロケットミンの協力を得て(道中で生きていたバグデスに襲撃されるも返り討ちにし完全に消滅させた)ワンダー星へ降り立ち、住民らとユートの心が一つになったことで呼び出されたワンダープロミンにより、惑星のプロミンは全てデバッグされ凍結も解除。再び平和は戻ったのであった。
住民
主要キャラクターはみな英語での感嘆詞が名前の由来となっている。