概要
ある物事の程度、水準、その高低を数字、数値にして表したその数値。
語源は諸説あるが、「指で数える」ではなく、何かしらを「指し示す数」という意味合いとなっている。
累乗における指数
累乗(冪乗)における、右上に小さく添えられた数の事で、特に冪指数とも呼ばれる。
例えば、3²における2であり、対して3は底(てい)と呼ばれる。
この右上に小さく添える表現は、HTMLならばsupタグを用いて表現できる他、一部は「⁰¹²³⁴⁵⁶⁷⁸⁹」のように、ユニコード文字としても用意されている。
テキストデータ上では、これらの表現ができない場合が多いが、そういう場合は3²なら3^2のように、「^」を用いて表現するのが通例のようになっている。
ハイパー演算の表現を用いて3↑2とも表現できるが、a^b^cと書いた場合は通常(a^b)^cと解釈されるのに対し、a↑b↑cはa↑(b↑c)であるため注意が要る。
そして、y=a^xのように指数部分が変数になってる関数を指数関数と言う。
一方、y=x^aであれば冪関数と呼ばれる。
対数が指数の対義語のように言われがちだが、厳密な意味としては、対数が「対数を取った結果」を意味してるのに対し、指数は累乗の計算の中のパーツ(原因側の存在)であるという違いがあり、対義とは言い辛く、むしろ同義語っぽい所もある(指数関数と対数関数については対義と見て良い)。