CV:高垣彩陽
概要
月詠と同期の遊女である人気の花魁。
常に閉じている瞳と左目にある泣きぼくろが特徴。
故郷に想い人がいたが、告白出来ないまま吉原に売られる事となる。
吉原の惚れ薬騒動「愛染香」事件の黒幕。
上客からの落籍を拒む程想い続けていた故郷の幼馴染と吉原で再会し、いつか迎えに来ると約束されるが、鳳仙の死による吉原解放後にこっそりと訪れた故郷で、彼が立派な大工になり棟梁の娘との縁談を持ちかけられるまで出世している事を知り、最早遊女である彼女が近づける存在ではないと感じ身を引く。
その後も彼の事が忘れられず仕事に身が入らなくなり、常に他の誰かを好きでいられるように愛染香に溺れるようになっていく。そして愛染香により人々の心を操り、永遠に愛し愛される神・愛染明王となるが……。
なお、「螢」とは吉原でつけられた名前であり、本名は別にあるようだ。
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愛染明王となり吉原中の男女を自身の下僕へと変えた螢。だがどれだけ人の心を掌握しようとも彼女の心は満たされることはなく、逆に彼女自身の心を蝕んでいくこととなった。かつての失恋から、もはや人を愛すること・人から愛されることを忘れてしまった彼女は下僕たちに愛染香を天守閣に集めさせ、自身が飛び降りると同時に天守閣を撃たせることで自身の存在を人々の心に刻み付けつつ自分は甘い思い出に浸ったまま命を絶とうとする。