「私って…可哀想？」
概要
東山浩太のミストレス候補として連れてこられた中学生で幾島実憂に次いで正式なミストレスになった。
父は有名な建築家だが、不倫相手のグラビアアイドルと再婚して母共々捨てられ、養育費だけ送られている。その母も、夫に捨てられた反動でホストクラブ通いの男遊びにのめり込んでネグレクト状態にあり、家庭環境は母親との関係が破綻した浩太によく似ている。
東山慶三の秘書浅見奈緒とはガーデン参加前からの知り合いで、家出して補導されかけたところを助けられている。
人物
母の情事を覗き見していた影響で中学生という年齢に不釣り合いなほどに性欲が強く、浩太のベッドによく潜り込んでいる。
スマホのパスワードを解析する以外にもハッキングなどのデジタル機器の扱いに長けており、愛人選抜序盤ではそれによって自身も懐いた実憂の退場に利用されてしまう。
動向
当初は動画配信などネット検索などに集中していたが、実憂の復帰後は鏑坂世衣良にコマとして眼を着けられるも、先手を打った浩太が実憂を派遣したことで難を逃れる。
その後、浩太に身体を差し出そうとしたのが母親に甘えられない寂しさを埋めようとしていたと看破され、どうしてもと言うのならとネグレクト解消を兼ねて実憂と共に母と対面する。
が、愛人選抜参加にも無関心で自分のことしか考えない母親からの自立を宣言、正式なミストレスになって浩太を父親、実憂を母親代わりとして心の安息を得る。
それからはスマホのパスワード解析を活かして浩太の謀略に尽力している一方、実憂と違い夜の相手は中学生という事もあってか全てはさせていない。また、母親の愛に飢えた共通点があるために浩太も末愛にはやや甘い。
東西砦崩しでは真谷飛鳥と対戦、正攻法では勝てない格上と分かると浩太の助言を得て、彼女の人間関係を分析、偽情報で誘導して彼女が独断で行っていた売春の記録を入れたUSBをネタに強請る形で勝利する。この時、業界内で伏せられていた父に捨てられた事実を逆用し、父を脅してゲームに協力させている。
実憂に並んで浩太からの信頼は厚く、実憂が母親ならば末愛は妹とも呼ぶべき存在。それゆえか、浩太の幼馴染で妹同然だった西河摩耶に対抗意識もある。
関連タグ
真谷飛鳥――東西砦崩しの対戦相手。どことなく母に似ているらしい。
ネグレクト、毒親の被害者――不倫した父に捨てられ、男遊びに没頭する母に振り回されるという典型的なまでに破綻した家庭の被害者。
