※本記事は正式タイトル判明後、そちらの記事に転送されます。
あなたはそこで自分の刀を見つけるはず—
概要
2024年8月に発表された新作ゲーム、その仮称である。
ブルーアーカイブの開発に携わったメンバーが立ち上げた会社、『Dynamis One』。
そのディナミスワンとスタジオアラヤによる初企画としてスタートする作品で、ノスタルジア学園活劇と説明されている。
本作の象徴となるのが『刀』。
ティザービジュアルでは、旅行鞄に刀を携帯した女子高生が描かれ、同年8月27日の第4弾ティザーキービジュアルにて、初めてメインキャラのビジュアルが判明。
主人公は「わが師」というセリフから、生徒達を導くポジションと思われる。
更に9月1日の公式サイト公開にて、生徒達の頭上に光の輪が確認できた。
正式タイトルやゲームの詳細は不明な点が多く、順次公開される予定。
世界観
- 『学寮都市カピラ』
本作の舞台となる、数百の寮からなる学園都市の様な場所で、「ジャンルを乗り越えて交わる物語」とされる為、各寮毎の特色が気になるところ。
生徒達の制服も様々で、メインビジュアルのキャラはセーラー服に和装の要素が足された制服だが、モブのビジュアルでは、同様の制服の他にブレザータイプ、ケープ付きの制服が確認できる。
登場キャラクターである生徒達は、各地からこのカピラを訪れ、各々が寮に入り生活する。
- 『カビラヴァストゥ』
作中に登場する用語。
ストーリーでは、「悟りし者が旅路を始めた」とされる廃墟、神域とやらに関わるらしく、カピラの前身となった領域。
- 『那由他鉄道』
生徒達がカピラに入学する為に利用する鉄道。那由他の汽車とも。
主人公はこの鉄道の無期限定期券を持っている。
- 『刀』
基本的に全生徒が持っている基本装備であり、本作のキーアイテム。
詳細は不明だが、個々で刀が異なる、あるいは最初は同じでも個人の成長により徐々に変化していくものとみられる。尚、刀には色々と種類があるらしく、公式HPなどを見る限り、鍔なしの等身大の長刀からリュックに収められるほどの短刀まで様々。また、刀を二つ持っている二刀流タイプもいる様子。収納方法も個人差が目立ち、風呂敷のようなものに入れるものから後ろに下げるものまで多種多様。本作の軸となるだけあって個性豊かである。
登場人物
湯の岡
- 小一孁こはね:田舎育ちの少女。
他社製ゲームとの関係性
前身社NEXON制作のスマホゲーム『ブルーアーカイブ』とは設定やビジュアルに共通点や対照的な点が多い。例を挙げると、
- 舞台は学園都市ならぬ学「寮」都市
- 登場人物の後頭部に謎の光輪
- ブルーアーカイブの主要イラストレーターであるdoremi氏、Mx2j氏、公式漫画作者の純粋な不純物氏、シナリオライターのisakusan氏、等のブルーアーカイブの主要スタッフが関与
- 登場人物達の所有する武器が銃ではなく刀
- スチールやキャラクター紹介、その他宣伝方法の大半がブルーアーカイブの手法をなぞったもの
等。
案の定、世界観の繋がりや剽窃を疑われた上、インターネット上の真偽不明の情報と相まってブルーアーカイブ開発チームから制作スタッフの引き抜きが行われたとの同じく真偽不明の言説まで出た。
実際はどうなのか
では実際どうなるかと言われると、「両者に関連性は無い」以上の事は現段階では不明である。
上記の騒動を受けてか主要イラストレーターのdoremi氏が想定以上のネガティブな反応に困惑する旨の発言をしている他、ブルーアーカイブの総括Pキム・ヨンハ氏が「両ゲームは無関係」との有志の発言をリポストし「認知はしているがブルーアーカイブとはあくまで無関係」とのスタンスを明らかにしているなどのアクションを起こす事態となった。
ただしプロジェクトの展開第一弾がコミケ105における企業ブース…ではなくクリエイター複数名による公認サークル立ち上げとビジュアルノベル等の作品の頒布である事からかなり小規模なプロジェクトになることも予想され、スマホゲームではなく成人向けPCゲームなのでは無いかとの声も少なからず上がっている。
いずれにせよ御家騒動のように映る場面も多いのは紛れもない事実であり、1日も早い実態解明が待たれる。
反響
賛否両論である。既視感の強い特徴を備えながらも魅力的に映るキャラクター達に好意を示す者もいれば、その既視感がノイズとなって純粋に楽しめない者もいたりと反応はさまざま。
中には(一部スタッフを名指しして)NEXONを辞めてまでやりたかった事がこれなのかと厳しい意見を述べる者、主要クリエイターの本作参加によりブルーアーカイブの今後に不安を抱く者も少なくない。
関連リンク
公式サイト:なお、このサイトは現在PCのみ対応している。ただしGoogle Chromeを使いPC版モードで開けば若干文字崩れなどが目立つがスマホでも閲覧可能。