概要
第2話から登場。前作の影響もあって妖怪側ヒロイン格としての存在感は大きかったが、本作では彼女とは別にメインヒロインとして人間の少女・天童ユメコが登場したため、ユメコと比較されての三枚目的な役割を担う事も多い。出番は他のファミリーが増えたためか、前作と比べると意外にも割合で見ると少なめで、連続未登場回も少なくなかった。表記は「ネコ娘」。
顔立ちは2期に比べてボーイッシュになったため、ユメコと比較されると「どーせあたしゃブスよ!」と開き直ることもあるが、一方で頭身やボディラインは成人女性に近くなり、意外とスタイリッシュで美脚な上に、(映画でテコ入れが行われ)Cカップのバストを持つ。
服装は1期以来のブラウスと吊りスカートに戻り、美脚になった事を示すかの如くハイヒール気味の赤い靴を履く様になる。リボンの色も赤。
本作より鬼太郎との関係は更に対等となり、お互い名前を敬称なしで呼び合う様になった。ただデザイン的なものや姉御肌な性格から、ユメコと比べるとややお姉さん的な振る舞いを見せる事もあった。
性格はお転婆だが、鬼太郎の事となると周りが見えなくなる所があり、ねずみ男同様に仲間の足を引っ張る形になる事も少なくなかった。戦力的に足手まといに見られる事も多いが、それでも鬼太郎のために健気に立ち向かおうとする一面も。
ねずみ男に対する扱いは悪く、普段は冷たい態度だが、偶然からねずみ男の単独行動が最大の危機を回避する事に繋がった際は、ねずみ男に「見なおした」とキスしており、犬猿の仲ながらお互い憎んでいる訳では無い。
ユメコとは鬼太郎を巡る恋敵にして親友という、やや複雑な間柄である。
普段はゲゲゲの森で暮らすため、人間界と一線を画した雰囲気も多いが、人間社会の流行には敏感である。マタタビ餅を作るのが得意であり、よく鬼太郎達に振舞う。
後半になると、より蓮っ葉な雰囲気を見せる事が多くなる。好戦的かつ荒っぽい口調も増え、ねずみ男や子泣き爺から「スケバンネコ」などと呆れられる様にもなった。
他に、鬼太郎の身を案じての潜入とは言え弁当屋に一時就職したり、人間を懲らしめる妖怪バスで人間同様の女性ガイドを演じたり、銭湯などへも行く事から、後半は特に人間界にて何某かの収入を得る方法を得た事も暗示されている。
初期の段階でも多かったパンチラシーンが、後半は随所で見られる様になり、セクシーな面も強調された。セクハラされる事も増え、顔を赤らめて「何すんのよエッチ~!」「イヤ~ン」などと悲鳴をあげる事も多く、銭湯に行った際にパンティを盗まれてノーパンで帰る羽目になるなど、過激な展開もあった。
ユメコなど人間の美少女と顔つきを比較されて憤慨することも多い一方で、プロポーションには自信を持っている。不可抗力で妖怪仲間を尻に敷いてしまった際には「なんて重たい尻だ」と言われて、「失礼ね!レディのお尻をなんだと思ってんの」と怒った事もある。
本作の頭身はもともと原作より高めだったが、劇場版『妖怪大戦争』を期に鬼太郎やねずみ男と共にデザイン改訂が行われ、
- 身長 / 146cm→152cm・体重 / 39kg→45kg
- スリーサイズ / バスト80cm(当時の基準でCカップ)・ウエスト54cm・ヒップ83cm
ただし、飽くまで本作のみで保留され、4期以降は継承されていない。