ボルシャックの仇は、ボルシャックが討つ。
概要
DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」で登場した火のアーマード・ドラゴン。
レアリティはSR。
燃え尽きた暴竜爵の灰を浴びて、己も共に燃え尽きようと心に決めた《ボルシャック・レイダー》の姿。
効果
| 疾駆竜 ボルシャック・アッシュ・レイダー SR 火文明 (6) |
| クリーチャー：アーマード・ドラゴン 6000 |
| このクリーチャーを、[火(4)]を支払って召喚してもよい。そうしたら、このクリーチャーが出た時、相手は自分の山札の上から2枚をシールド化してもよい。 |
| スピードアタッカー |
| W・ブレイカー |
| 自分のクリーチャーがシールドをブレイクした時、カードを1枚引いてもよい。 |
[火(4)]の代替コストで召喚することができ、自身含めた味方獣のブレイク時に1ドローの追加効果を得られる。しかし、代替コストを使用した場合は相手の任意で相手のシールドを２枚増やしてしまうデメリットが発生する。
6コストに見合うスペックではないので、基本的に代替コストを利用することになるだろうが、その際の「相手は自分の山札の上から2枚をシールド化してもよい。」というデメリットが重い。
アッシュ・レイダーでシールドをブレイクすればすぐに自分の手札を増やせるが、当然相手の手札も2枚増えるためハンドアドバンテージに繋がらないうえに、S・トリガーを踏んでしまうリスクを負うことになる。攻撃後はキリフダッシュなどが無い限り相手のターンになるため、手札増加の恩恵を相手が先に受けてしまうというのも痛い点。
加えてこの効果は相手の任意なため、革命や鬼タイムのメタとして扱うのは難しい。
その他の悪用（シールドが増えることで有利になる「ひっくり返したれやぁぁぁ!!」や反射の大地カプリコンなど）をするなら、戦術が相手に露見しないように注意しよう。
名目コスト6という点も少々厄介で、アーマード・メクレイド5や「終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン」などで踏み倒せず、「竜皇神ボルシャック・バクテラス」の革命チェンジ元になれないという、絶妙な数字。
コスト軽減を持つ元コスト5以上のスピードアタッカー持ちドラゴンということで革命チェンジの元として優秀…とは、デメリットのせいで言いにくいだろう。
比較対象として挙げられるのは「聖霊龍騎サンブレード・NEX」や、「偽りの希望_鬼丸「終斗」」、「魔鎧天 アカフェシー」辺りだろうか。
引ける枚数が青天井であるところなど、このカード特有の点を活かして差別化したい。
余談
発表当初、そのデメリットや扱いづらさから、カスレアとして大きく話題になる憂き目にあった。しかしそれが影響し注目の的となった結果、多くのプレイヤーが「どうにかして活してやろう」とデッキ構築に乗り出したのは、幸か不幸か…
