概要
第7部「スティール・ボール・ラン」の単行本での最終回のサブタイトル。「OUTRO」は楽曲の終わりを意味する単語である。
ジョニィ・ジョースターとの死闘に勝利し、聖なる遺体を納めにシェルターへ向かう平行世界から来たディエゴ。しかし、遺体を納める寸前、背後にルーシー・スティールが佇んでいた。ディエゴにとってルーシーという少女1人など取るに足らない相手であり、ディエゴは彼女を弄んで殺そうとした。だが、彼女が持つ袋の中には、基本世界のディエゴの頭部があった。彼女は、ジョニィが負けた時に備えて基本世界のディエゴの頭部を切り取り持って来ていた。ディエゴ必死に逃げようとするが、もう間に合わない。そしてディエゴは、首同士で対消滅を起こし死亡した。
場面は変わる。ジョニィはジャイロ・ツェペリの遺体を祖国で埋葬するため、船への乗船許可を求めていた。しかし、遺体は乗せられないと却下されてしまう。ワイロなどで頼み込むが、それでも許しは出ない。とうとうジョニィは自らのスタンド「タスクACT4」の能力を使って無理やり船に乗り込んだ。
ジョニィは爽やかな海風に当たっていた。ジャイロとの旅路やその道中で出会った者達を思い起こす。振り返ってみれば、ジョニィはその旅でいつも『祈って』いた。そして今、ジャイロの鉄球に微笑みかけながら「『祈って』おこうかな………航海の無事を………」と呟いた。
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