わたしが愛しているのはただのひとり・・・
夫だけです
スティールという姓あってこそのルーシー
概要
スティーブン・スティールの妻。旧姓はペンドルトン(→エリナ・ペンドルトン)。
年齢は14歳で、夫とは親娘以上に年の差が離れている。
幼少時に、落ちぶれていたスティールと出会い、借金の形に身売りされそうになっていたところを助けられて以降、夫婦として互いにかけがえのない相手となる。
ちなみに、劇中時点では夫には一切手を出されていない。
SBR開催後、夫が大統領に利用されているという事実を知り、彼を助けるために「遺体の在り処を記すメモ」を盗むことになる。
その後ジャイロ・ツェペリに幸せは自分の手で掴まなければならないと言われ、大統領の野望を阻止すべく単独で行動する。運命に翻弄されひたすらひどい目に合うが、時には手を汚しながらも戦っていく。
ジョジョに登場する一般人を甘く見てはいけないというキャラの一人でもある。
第8部『ジョジョリオン』では最終盤の「ラヂオ・ガガ事件(1941年)」にて、老人となった彼女が登場しており、50年後はスピードワゴン財団所属の職員として働いていた様子。また「結婚していた頃もあるけど独身」との自己紹介からスティーブンとは既に別れていることが窺えるが、スティール姓を名乗り続けているため死別した(未亡人になっている)可能性がある。
このエピソードではロカカカの調査のために杜王町を訪れるが、その際に岩動物の一種であるラヂオ・ガガに襲われ、捕食されそうになる。同行していたジョセフの活躍もあり、何度か窮地を脱するも、事件の3年後に肺炎で死去した(来日した事件で、既に度々せき込んでいる様子が見られたことから、この時点で肺炎を患っていたとが考えられ、それが岩動物の襲撃によるストレス等で一気に悪化してしまったとも考えられる)。なお、付き添いで渡米し、戦争の開戦に伴い帰国できなかったジョセフの援助も行っていた模様。
彼女の本来の目的であるロカカカの調査は進展なしという結果に終わったが、現場から逃げ去る直前に一瞬ではあるがロカカカを栽培していたと思われるある人物を目撃している。
スタンド「涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド)」
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - E / 持続力 - C / 精密動作性 - E / 成長性 - C】
ルーシーの流した涙が固形化し、それを剥がすことでカッターのような形状になる。運命を固定する能力を持つ。
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