『切レ!』……
『泣イテナイデ……!』
曖昧さ回避
- ビートルズの楽曲の名。
- カーペンターズのアルバム名。
- ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するスタンド。→本稿で解説。
概要
「涙の乗車券(チケット・ゥ・ライド)」
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - E / 持続力 - C / 精密動作性 - E / 成長性 - C】
ルーシー・スティールが「聖人の遺体」をその身に宿したことにより発現したスタンド。名前の由来はビートルズの楽曲「Ticket To Ride」から。
ルーシーはこの能力を「涙のカッター」と呼んでいる。
ルーシーの流した涙が固形化し、それを剥がすことでカッターのような形状になる。
これに切りつけられた相手は一切のダメージを負わないが、本来は多様なはずの「運命の流れ」を断ち切られ固定されてしまい、切り付けられた直後に起きた結果に必ず行き着く仕向けられる。
固定された運命には逆らえず、逆らおうとすればするほど結果がより酷くなる。
例えば、転んである部位に怪我をするという不運に見舞われるとその運命が繰り返されて同じ部分への怪我が激しくなって行き、最終的に致命傷になって命を落とすことになる。「馬車に座って運転する」を固定化された場合は運転をやめようとしても、不運が激化し蜂の大群に襲われるなどして強制的に馬車を運転させ続けられる。
簡単にいうと不運の連続に見舞われて、能力を行使したルーシーの望む方向へと物事が運ばれる事になる。
尚、この能力は正確にはルーシー自身が身に着けたスタンド能力ではなく、彼女に宿った“すべての部位が揃った「聖人の遺体」の影響で発現した能力であって、ルーシーはその能力を間借りしているに過ぎず、彼女がスタンド使いになったという訳ではない。