スカーレット・ヴァレンタイン
すかーれっとゔぁれんたいん
アメリカ合衆国大統領ファニー・ヴァレンタインの妻。髷のような髪型が特徴で、身長は高め。大統領夫人と言うこともあって、人当たりはよい。鼻をクリクリしたり、唇をプニプニしたりするのが好き。スタンド能力はない。
大統領の足音を立てないセクシーなところや、足を使ってマンドリンでモーツァルトの曲を演奏したところなどに惚れ、結婚。彼との間には、昼寝を邪魔しないという約束を立てている。
「圧迫よォッ!呼吸が止まるくらいッ!興奮してきたわッ!早く!『圧迫祭り』よッ!」
バイセクシャルにマゾヒストと、手首大好き殺人鬼もビックリな性癖のデパート。
大統領の持つ「遺体」を奪取すべく彼に接近しようとしていたルーシーに接触。自らの性癖を隠すどころかむしろボディタッチを受け入れたり、彼女にアレを要求したりと自分の欲求に素直。上記の台詞はその際のものである。
このようにルーシーに好意を抱き、友好的に交流するも、ホット・パンツのクリーム・スターターで自分に化けた彼女を見て態度が豹変。言葉遣いも下品になり、挙げ句ルーシーに銃を向けた。
しかし、マイク・Oのスタンド能力、チューブラー・ベルズのバルーン犬に襲われそうになったルーシーが咄嗟に被っていた肉を剥がしてスカーレットに投げつけたことで、バルーン犬の追尾対象がルーシーよりも近くにあるルーシーの匂いを記憶した肉の裏側に転換。釘に戻ったバルーン犬が顔に刺さって死亡した。
死体はホット・パンツによって「ルーシー」の姿に変えられた後、川へと放り込まれた。代わりにルーシーが夫人を演じることに。後に大統領に正体がバレてしまうのだが、その際の彼の台詞は「本物の妻がどこへ行ったのかはどうでもいい」である。どうやらスカーレット夫人ほどの情熱を夫は持っていなかったようだ。