アメリカの非営利団体Defense Distributedによって2013年5月5日に発表された拳銃であるが、ただの拳銃ではない。
概要
以下Wikipediaから抜粋(一部改変):
リベレーターは、2013年5月5日にアメリカの非営利団体Defense Distributedによって発表された拳銃で、かつて第二次世界大戦時にアメリカがヨーロッパのレジスタンス向けに開発・製造したFP-45リベレーターの名を冠した拳銃で、.380ACP弾を使用する。
その特徴
この銃には、他の銃とは一線を画すある大きな特徴がある。それは、銃本体を構成する部品のうち、撃針を除くほぼすべての部品が3Dプリンターによって作られているという点である。これにより、3Dプリンターさえあれば誰でも簡単にこの銃を制作することができるようになった。
しかし・・・。
上記の特徴のために、アメリカ国務省の貿易取引管理局からDefense Distributedにオンライン設計図への一般からのアクセスを禁止するように通達があった。なぜなら、
3Dプリンターと設計図さえあれば簡単に作れる=簡単に銃の密造ができる
からである。そのため、現在はDefense Distributedのホームページから設計図をダウンロードすることは出来なくなっている(2013年10月に同団体の新ホームページから設計図をダウンロードできるようになったらしい)
もっとも、日本では銃刀法によって一般人の銃の製造や所持が規制されている(銃刀法)ため、この銃を作る事自体違法となってしまう。しかしと言うべきか案の定と言うべきか、実際に作った上で試射した(どうやって実弾を入手したかは不明)奴がいたわけで…
(当然の話だが、銃刀法違反で捕まった)
関連項目
FP-45:第二次世界大戦中にアメリカがヨーロッパのレジスタンス向けに開発・製造された拳銃で、
この銃のご先祖様ともいえる存在(少ない部品や単発式であることが共通している。但し金属製だが)。
東方深秘録:宇佐見菫子のスペルカードとして、銃符「3Dプリンターガン」が登場する。