『【力】とは——人が、進化の果てに手にした誇り』
そこは次元交点に位置する『観測点』。『力』と『運命の輪』は人類を俯瞰し、介入することなく見守り続けていた。あの日、戦場に『星の少女』が現れるまでは。──『劇フェス』戯曲・第二幕より
概要
本役は、ゲームアプリ『少女☆歌劇レヴュースタァライト-Re LIVE-』（スタリラ）の劇中劇アルカナ・アルカディアに登場する人物である。演じるのは、聖翔音楽学園の石動双葉。
アルカナ・アルカディアは、全六幕からなるタロットカードを擬人化した登場人物たちの時を超えた壮大な叙事詩となっている。
本記事で取り上げる『力』の正位置の意味は自由・信念・意志、逆位置の意味は実力不足・失望である。
作中では、超然とした、強い信念を持ち突き進む役柄となっている。
『力』を演じるのは、石動双葉。双葉は、聖翔音楽学園俳優育成科の2年生。口は悪いが根は優しく、文句を言いつつも幼なじみの花柳香子の世話を焼いている。小柄ながらも身体能力は高く、殺陣の名手として有名。
劇中劇アルカナ・アルカディア内での活躍
以下、ネタバレ注意。
第二幕
舞台は、人と人が巻き起こした、鉄と炎の嵐に飲み込まれた世界。戦場において、神の代弁者『法王』と新兵器『戦車』が対決しようとしていた。
『力』は、【力】を司り、永遠の時を生き、人類の営みを見守る理の管理者。『力』は友人である『運命の輪』と共に、その様を第三者として観察し、理の外にある【星の少女】が抗うのをやめ、諦めるのを期待していた。
けれども【星の少女】は、朽ち果てることを拒否する。【運命】を打ち破った【星の少女】に、『力』は運命とは何かと『運命の輪』に問うのだった。
第六幕
荒涼とした白い砂漠。月明かりの果て……約束の場所、秘密の楽園である『月』で、【星の少女】に語りかけるアルカナの一人として登場する。
配役された舞台少女との関連性
※本項目は編集者の主観で記述されています。明らかな間違いや矛盾等があった場合、加筆修正をお願いします。
⚪︎『力』は正位置の意味はカッコいいが、逆位置の意味は情けなくかっこ悪い。この二面性は石動双葉にも当て嵌められる。普段の双葉は世話焼きで頼れる人物だが、いざという時には花柳香子に尻に敷かれる情けない一面もある。
⚪︎石動双葉は共演者とつくり上げる舞台のキラめきを信じている。『力』は、共演者の意志を支え、増幅させる役柄となっている。
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同幕の登場人物
タロット番号
