IDカード情報
旅行会社サテラ・トラベルの臨時雇用パイロット。
職を転々としてきたが、「宿命のライバル」にいつも行く手をはばまれるという持論を展開する。
概要
零細旅行会社「サテラ・トラベル」の臨時雇用パイロット。
色黒の肌にラッセルと同じような瓶底眼鏡が特徴。
倒産寸前の会社を救う為にワワチが企画した「新惑星発見ツアー」のパイロットとして、ワワチと9名のツアー参加者と共にPNF-404に向かうも、宇宙船が突如制御不能となり、自身やワワチ、並びにツアー参加者全員が遭難する憂き目に遭い、更に自身も葉っぱ人となっていた。
由来はおそらくスイス原産の犬種セントバーナード。
来歴、性格など
ニジョウ星出身。
同郷のバーナードとは、本人曰く「生まれついての腐れ縁」であり、生まれた日には同じ病院のセナの隣のベッドで眠っていた時から、彼との因縁が始まっている。
小学校の運動会の障害物リレーでは、アンカーを務めていたセナは最終コーナーまではトップだったが、最後の障害であるアメ玉探しでバーナードのスパートに抜かれてしまい、セナが挑戦しようとした際にはアメ玉は一個も残っていなかった。
やがて成長したセナはソウルワークを求めて故郷のニジョウ星から離れ、とある星の大学に入学したものの、学生寮にてバーナードと再会する事になってしまい、部屋も既にバーナードの倉庫と化してしまっていた。
大学卒業後は新卒で宇宙ステーションの駅弁屋に入社したものの、ライバル会社にいたバーナードが(「弁当の紐が解くのが面倒臭いデース!」という理由で)開発した「1日1本!めしドリンク」に太刀打ちできず、駅弁屋は倒産に追い込まれてしまう。
その後もセナは宝くじの予想屋、占い師、カフェの店長、シナリオライター、宇宙犬の着ぐるみを着てのチラシ配り(オッチンだけの状態でセナに話しかけるとその話が聞ける)など職を転々とし、やがて一念発起して大型宇宙船免許を取得すべく、合宿先のパイロット養成校がある惑星へ向かったものの、その教官を務めていたのはバーナードであり、免許取得までの3ヶ月間は昼夜つきっきりでアクロバット飛行まで仕込まれる事となり、皮肉にもバーナードの教習のおかげで大型宇宙船免許は取得できた。
晴れてパイロットとなったセナは、ある日、社長が視察に来る事となったが、その社長はまさかのバーナードであり、鮮やかなアクロバット飛行からパラシュート降下をしてきた彼に「視察」と称した曲芸飛行に、毎日嫌という程付き合わされる事となる。
その後サテラ・トラベルの臨時雇用パイロットに転職し、ワワチの企画した「新惑星派遣ツアー」のパイロットとしてPNF-404へ向かうも、宇宙船が制御不能となって墜落した挙句、自身も葉っぱ人になってしまい、治療されるまでバーナードとの宇宙船合宿教習を思い出させる幻聴に苛まれていたらしい。