モンブランの東に位置するスイスとイタリアの国境の峠はアルプスの難所で、悪天候や山賊のため多くの遭難者が出た。
1050年、アオスタ大聖堂の助祭長ベルナール・ド・マントンが、遭難者救助のため峠に救護所を設置し、救助犬を飼育した。
この功により1681年、ベルナール・ド・マントンは聖人に列せられ、峠はグラン・サン・ベルナール峠と名付けられ、救助犬に使用された犬種にはセント・バーナード(フランス語:サン・ベルナール)の名が与えられた。
大人のオスは90kgにもなる場合があり、130kgオーバーの記録もある。
超大型犬のため、心臓に負担がかかりやすく寿命は8〜10年と短い。
また暑さにも弱い。