概要
東の地方・チカパ山という標高の高い山に住んでいる、鳥のような羽や鉤爪を持った妖精。詩人の楽器を5つ揃え、チカパ山の山頂で楽器を演奏すると彼女達が登場し、村に招き入れてくれる。イーリス族が山に住む理由は、地上の空気が汚れているから。しかし、大空を支配する七英雄のワグナスが出現してからというもの、これに悩まされている。ワグナスを倒す為なら協力を惜しまないだろう。
パーティ5名を一気に浮遊城まで届けてくれる意外な力の持ち主(でも腕力はたったの10)で、イーリスを皇帝にすれば自力で飛んで殴り込みをかける事も可能。
外見や口調は女性そのものだが、他の亜人種と同じく性別は不明(内部データでは女性)。ゲーム中に登場するのはウィンディ、クラウディア、スカイア、ブレズィア、ゲイル、エア、ストーミー、ナディールの8人。名前の由来は風・空気に関係した単語やそれを捩ったものとなっている。
クラスとしては、魔力と素早さが高いが、体力が低く打たれ弱い。魔力が高いため術が強く、特にスカイアは味方キャラクター中No.2の術威力の持ち主。高い素早さも、成長で素早さを伸ばせないこの作品では貴重。
武器攻撃はあまり得意ではないが、全員弓技を全てひらめくことが可能。ロマサガ2の味方唯一の浮遊特性持ちのクラスであり、「地裂撃」や「グランドスラム」等の一部の攻撃を無効化する。ただし、対空攻撃が特効になってしまう。使用する敵は少ないが、見切りを持っておけば安心できる。
標高の高い山に住んでいたことから、冷気に対して鉄壁の防御力を持っている。風の精霊である為、風の地相でHPが再生する他、冥術「ホラー」を無効とする。
なお、彼女達が住まう山はバレンヌ帝国からかなりの距離がある為、仲間にしに行くのが非常に面倒なクラスでもある。新市街地区建設イベントを発生させるまでの我慢。
公式イラストでは剣を持っているが、ゲーム中は剣の適性は皆無。書籍『ロマンシングサガ大全集』には「短命種で唯一古代人の存在を知っている」とある。
ワグナスを倒した場合でも、詩人の楽器の演奏を聴かせないと仲間にならない為、武装商船団を解散させて詩人のファゴットが、石船を置かないままゼミオが崩壊して詩人のギターが入手出来なくなった場合は加入不可となる(ワグナスはラストダンジョンの最後の七英雄に回すか、人力風起こしを入手すれば戦える。ただし人力風起こしを入手できず詰むケースあり)。