概要
『仮面ライダーガヴ』に登場する怪人、グラニュートの一体。
人間界では美術商「岩清水克美」と名乗って潜伏しており、派手な装いをしたサングラスの男性に擬態している。
肉食魚のような頭部に小さく鋭い歯を持つ鱗に覆われており、平らに置いた魚を正面から見たような姿が特徴。
両手の掌には丸い穴が空いており、そこから泡状の物質や小魚型の物体を放つ。特に小魚弾は壁を貫通するほどの威力を持ち、宛らマシンガンのように連続して撃ち込むことも出来る。
それ以外にもストマック社の技術者であるニエルブから改造を施されたようだが……?
若手のアーティストに旨い話を持ち掛け自分の拠点であるアトリエに連れ込み、隙を突いてヒトプレスにしてはストマック社に納品している。
騙されやすい人間を見抜き、かつ相手を警戒させないよう立ち回るなど非常に口が上手く、その手口は釣り……悪く言えば人間社会の詐欺に近い悪質なもので「売れない奴にわざわざ夢を見させてやった」・「騙される方が悪い」と言わんばかりの態度で開き直っている。
動向
グラニュート界でニエルブから「実験」と称して改造を施されると、人間界で活動を再開。二人いる芸術の卵の内一人に目を付けると、言葉巧みに拠点としている自身のアトリエへと誘い込んでヒトプレスにすることに成功。
その翌日、ゴチゾウの連絡を受けたショウマに勘づかれ、証拠の映像を突き付けられると擬態を解除して本性を表し、ショウマの変身する仮面ライダーガヴと交戦する。
掌から射出する小魚弾で距離を取りながら戦うもチョコダンフォームにチェンジしたガヴとの銃撃戦に押し負け、必殺技の直撃を受けて爆散した。