プロフィール
誕生日 | 2月25日 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 174cm |
CV | KENN |
人物像
ウィンダミア王国に属するバルキリー部隊「空中騎士団」の一員。15歳。
後述のトラブルから付いたあだ名は「重課金兵」。
貴族名家とされているコンファールト家に、5人の姉の下で生まれており(一応の長男)、自身を除く家族達は以前の独立戦争で失っている。
空中騎士団の中では最年少で、複数の姉に囲まれた環境で育った事もあってか、性格は単純ながらもやんちゃで好戦的な性格を持ち、自制心に欠けた苛烈な激情家としての一面も持つ。それ故に、感情のコントロールを苦手とし、ルンを頻繁に光らせる傾向が強い。
パイロットとしては訓練生時代の癖も抜けきっておらず、ヘルマン・クロースを未だに「マスター」と呼び、その都度咎められている事からも彼の未熟さが窺え、調子に乗りやすく、軽口を叩く為、キースの逆鱗に触れる事も少なくない。
一方で、訓練時代にヘルマンから一度も勝利を得ていない為、正騎士となって以降も彼に勝つ為に研鑽を続けるなど努力家としての一面も持つ。しかし、高潔な騎士道精神の持ち主であるヘルマンの事を慕う一方、その性格や行動等からも、彼の様な騎士道精神を持ち合わせているかどうかは疑わしい部分が目立つ。
パイロットとしての能力は高い反面、自信過剰な上に戦闘でワルキューレのメンバーの抹殺に拘り過ぎている悪癖があり、それが原因で油断が生じてしまったり、撃墜されてしまう事になっている。特に、ウィンダミア人でありながらワルキューレの一員として敵対する事になったフレイア・ヴィオンに強い敵意を向けており、彼女を裏切り者と断じ、強い怒りを向ける。
惑星ヴォルドールにて、デルタ小隊のメンバーや最も敵視するフレイアを追い詰め、彼女への敵意を剥き出しにして殺そうとするも、ワルキューレの歌による反撃を受けて逃げられてしまう。
その後もフレイアへの敵愾心を強めたまま、ヴァール化によって操られた新統合軍の兵士を歌で救おうとした彼女に攻撃を仕掛けようとしたが、彼女とフォールド波の共鳴を受けたハヤテ・インメルマンのVF-31に妨害される形で撃墜され、以降彼に対しても執着を見せるようになる。
ワルキューレに強い敵意を抱いていたが、銀河ネットワーク内で実行された強行ライブを視聴していた部下達を咎めた際、端末の操作を誤って重課金してしまった挙げ句、特典映像のレイナ・プラウラーにおちょくられてしまう。
それ以降、彼女を見るたび顔を赤くしている。
劇場版マクロスΔ 絶対ライブ!!!!!での行動
ウィンダミア王国は新統合軍政府、及びデルタ小隊、ワルキューレとの戦争を休戦するという形になった状態から始まった本作では、ボーグは亡き空中騎士団のエースパイロットであり、白騎士と呼ばれたキース を継いで赤騎士という座を確立する。(なお、他の空中騎士団隊員からは赤騎士様、ボーグ様と呼ばれるようになる。)また、ワルキューレがウィンダミアにライブをしに訪れたときは、テオ・ユッシラ ザオ・ユッシラとともに警護にあたったものの、本人自身はワルキューレに対して否定的なウィンダミア市民に賛同の意を示すなど、デルタ小隊に対する印象は変わっていない模様。
しかし、突如現れた銀河の改変を目論む敵にウィンダミアを攻撃された事件の後、利害が一致するという前提で、デルタ6を名乗り、一時的にデルタ小隊に加入する。 (また、この際に「こんなサービス滅多にしないからな。」とのセリフがあるが、これは前作マクロスFのヒロインであるシェリル・ノームの、こんなサービス滅多にしないんだからね!が元ネタであると思われる。)
作中中盤には彼の感情的になりやすい性格も相まってハヤテ・インメルマンとの衝突も見られたが、ハヤテに敵へのとどめを託す際には「いけ!」と声をかけていたり、過度に歌を歌いすぎて寿命を縮めてしまい、他の皆との寿命の違いに苦しむフレイア・ヴィオンに、同じウィンダミア人として声ををかけたり、彼女の命が尽きるときには敬礼をするなど、アニメ版や前作の映画に比べ、人として成長した部分が見受けられる。