プロフィール
人物像
戦術音楽ユニット「ワルキューレ」に憧れる14歳の少女。
銀河辺境の惑星の王政国家であるウィンダミア王国出身であり、なまり口調(声優が愛知県出身のため三河弁風)で喋る田舎娘。
天真爛漫な性格で、一度決めた事を曲げない芯の強さを持ち、「ごりごり」など擬音で物事を表現する癖がある。
黄色がかった茶髪のショートボブを大きめのリボンで結んだ髪型が特徴。
また、ウィンダミア人特有の特徴として頭に触角状の「ルン」と呼ばれる器官を持ち、彼女のそれはハートの髪飾りを思わせる形をしている。
歳相応に子供っぽい一面も見せるが、ウィンダミア人は30前後という平均寿命から早婚の風潮が強く、その基準に照らし合わせた場合、14で独り身でいる彼女は既に「行き遅れ」に分類され、家族からもその事を心配され、リンゴ農家の息子との婚約をセッティングされた事もあった。
独立戦争によって地球文化に対する規制が進む情勢の中、ウィンダミアを訪れた地球人の影響から外の世界の音楽を知りついには母星から単身ワルキューレを志し密航し故郷を発ち、惑星アル・シャハルでハヤテ・インメルマンと邂逅する。
その後、ヴァールシンドロームによるゼントラーディの暴動に巻き込まれる事になるが、偶然にも自らの才覚を美雲・ギンヌメールに認められ、ラグナ星でのオーディションを経て晴れてワルキューレのメンバーに選抜された。
しかし、彼女のデビューライブと時を同じくしてウィンダミアが新統合政府に対して宣戦布告。母国からは裏切り者として謗りを受け、統合側からは嫌疑の目を向けられるが、仲間達の支えもあり歌い続ける決意を胸に抱く。
しかし、偏見等を向けるのはあくまでも統合軍やマスコミ等だけで、一般市民からはワルキューレの新メンバーとして普通に応援されており、13話でもフレイアの歌う姿を見たラグナの人々は喜んで声援を送っていた。
⚠︎劇場版マクロスΔ絶対ライブ!!!!!!にて
本作はウィンダミアと新統合軍政府の停戦から話が始まり、久しぶりに故郷の村に帰ったり、ハヤテから告白されて両思いになるなど、序盤は彼女にとって良い方向に話が進んでいくものの、ヨハンのルンが尽きるところを目の当たりにし、それ以降は地球人とウィンダミア人の寿命の違いに悩み始まる。また、敵との戦いにおいてピンチになったハヤテを助けようという思いから歌った歌がハヤテとの感覚拡張を引き起こし、ハヤテが力を得た代わりにフレイアの体の結晶化が急速に進む。
「私、歌うのが怖い。死ぬのが怖い!」
「私、ワルキューレなんに…!」
一人で歩けなくなるまで衰弱したフレイアは、ハヤテの前で悲痛な胸の内を明かす。その後の作戦は残りのワルキューレ四人で行われ、一時は戦線から離脱するものの、ワルキューレとして最後まで歌いたいという思いを胸に戦線復帰。
「私生きたい!カナメさんと、美雲さんと、マキナさんと、レイナさんと!」
しかし再び歌を歌ったことによる反動により、更に結晶化が加速。
「ハヤテが好き。」
この言葉を最後にフレイアのルンは尽き、ハヤテの腕の中で息を引き取ることとなった。全マクロスシリーズの中でも、ヒロインが死ぬというのは初の事例である