クモノイトン
くものいとん
『ドラえもん』に登場する、ひみつ道具の1つ。及び同名のエピソード。
概要
ドラえもんカラー作品集第6巻、藤子・F・不二雄大全集9に収録。
お尻に付け、お腹に力を入れると蜘蛛の糸が出てきて、それに乗りどこへでも移動できる。そしてこの糸は絶対に落下せず、破壊されることもない安全保障付き。
尚、この糸に物体が軽い力で干渉すると、従来の蜘蛛の糸のようにくっついてしまうが、何重に重ねれば何故かくっつかないようである。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
水田版
- 原作で塀の上を上るシーンは、公園の遊具で遊ぶシーンに変更されている。2年前に起きた大阪北部地震で誘発されたブロック塀による死亡事故でブロック塀の危険性が憂慮されたためだと思われる。
- ジャイスネとしずかはそれぞれ、ゲームとお使いで別行動していた。
- クモの巣の広場作りに用事を終わらせたしずかも参入し、出来上がった広場は糸で敷き詰められた敷地にバレーボールのコート、ブランコ、バンジージャンプ、メリーゴーランド、動く恐竜・動く水棲生物・トールシップ・機関車が見られ星座と天体を見なられる滑り台に繋がるトンネル、2階建ての城、ハンモックと豪華仕様だった。
- ジャイスネはのび太にからかわれたため広場を破壊しようとするがすべて失敗。そこでトイレ休憩に地上に降りたのび太からクモノイトンを奪い、罠として利用する。取り返しに来たドラのびを糸でひっかけて転ばせようと待ち伏せするが、通りかかった車で糸を掛けたズボンが脱げ、ジャイスネは自分が作った罠にくっついて動けなくなってしまった。
- 尚、車はジャイスネを引っ掛けた際に左折し、ジャイスネは慣性の法則等によってズボンが脱げ、そのまま直進方向へ飛ばされている。