概要
正式名称は運動の第1法則。静止している物体は何もしなければ止まったままで、力を加えればそのまま動き続けようとする、というもの。重力や摩擦の影響があるため本当に永遠に動き続けるわけではないが、それらの存在しない宇宙空間ではこの法則により一旦投げたモノはそのまま永遠に飛び続ける。
実例を挙げると、時速100㎞で移動し続ける列車の中でジャンプしても、乗っている乗客も一緒に列車ごと動いているためそのままの地点で着地する。慣性の法則が成り立たなければ、後ろから時速100㎞ですっ飛んできた列車内の壁に叩きつけられてあっという間にお陀仏である。