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大阪北部地震

おおさかほくぶじしん

大阪北部地震とは、2018年に発生した地震。
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※この地震の公式の名前は基準に達していないため、命名されていない。
大阪府北部の地震・大阪北部地震・大阪地震」と呼ばれたりする。

概要

2018年(平成30年)6月18日7時58分頃に発生した大阪府北部を震源とするMj(気象庁マグニチュード)6.1・Mw(モーメントマグニチュード)5.5の地震。
大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で最大震度6弱を観測した。
気象庁は「1923年(大正12年)に観測を開始して以来、大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは初めて」としたが、震度階級が改正されるきっかけとなった兵庫県南部地震では、大阪府の一部地域(大阪市西淀川区・豊中市・池田市)が震度6であったと判定されている。
死者は6人(関連死を含む)。1人は死亡推定時刻が地震発生前で病死と記載されていたため4人となっていたが、7月26日に地震発生直後に持病が悪化したことが原因で亡くなったとされ、関連死と認定された。もう1人は、地震発生の約2週間後に大阪市東淀川区の住宅で遺体で見つかった50代の男性が、地震による圧死と認定されたと明らかになった。11月2日の正午時点で全壊が18棟、半壊512棟、一部損壊は5万5081棟になった。

震度

西は九州地方、東は関東地方まで震度1以上を観測した。

震度都道府県市区町村(観測点)
6弱大阪府大阪北区茶屋町 高槻市立第2中学校 枚方市大垣内 茨木市東中条町 箕面市粟生外院
5強大阪府大阪都島区島本通 大阪東淀川区北江口 大阪旭区大宮 大阪淀川区木川東 豊中市曽根南町 豊中市役所 吹田市内本町 高槻市桃園町 高槻市消防本部 寝屋川市役所 箕面市箕面 摂津市三島 交野市私部 島本町若山台
京都府京都中京区河原町御池 京都伏見区向島 京都伏見区久我 京都西京区大枝 亀岡市余部町 長岡京市開田 八幡市八幡 大山崎町円明寺 久御山町田井
5弱大阪府大阪福島区福島 大阪此花区春日出北 大阪港区築港 大阪西淀川区千舟 大阪東淀川区柴島 大阪生野区舎利寺 大阪国際空港 池田市城南 守口市 大東市新町 四條畷市中野 豊能町余野 能勢町役場
京都府京都伏見区竹田 京都伏見区醍醐 京都伏見区淀 京都西京区樫原 宇治市宇治琵琶 宇治市折居台 亀岡市安町 城陽市寺田 向日市寺戸町 京田辺市田辺 井手町井手 精華町南稲八妻 南丹市八木町八木
滋賀県大津市南郷
兵庫県尼崎市昭和通 西宮市宮前町 西宮市平木 伊丹市千僧 川西市中央町
奈良県大和郡山市北郡山町 御所市役所 高取町観覚寺 広陵町南郷
※震度4以下は省略



長周期地震動階級

階級地方地域
2近畿大阪府北部 兵庫県南東部 奈良県
1近畿滋賀県 京都府南部 大阪府南部
中国四国鳥取県西部 徳島県北部


余震活動

M3~4クラスの余震で震度3~4を観測する地震もたびたび発生。現時点では、余震活動は収まりつつある。現時点の最大余震は、同年6月19日00時31分頃に大阪府北部を震源とするM4.1の地震で最大震度4を京都で観測。

その後も体に感じない地震(無感地震)が相次いで発生している状態が続き、約1ヶ月半ぶりの同年11月5日に震度1以上を観測した。

余震が収束し復興しつつあった最中、被災地に平成30年台風第21号が襲来し追い討ちをかける事態になっている。

地震のメカニズム

本震は西北西~東南東を圧縮面とする逆断層型の直下地震である。震源断層は南北2つに分けられ、北側は東傾斜の逆断層、南側は南東傾斜の右横ずれ断層であったと推定される。

震源の周辺には有馬-高槻断層帯や生駒断層帯、上町断層帯など複数の断層帯が存在する。

被害や影響

近年の大規模震災よりはやや小さめだが、内陸部で発生した直下型地震ともあり震源に近い地域の損害は決して軽くはなく、ガスや水道が止まって不自由な生活を強いられている被災者も続出した。
すでに阪神淡路大震災から20年以上経過して若年層や新規転入者には当時を知らないものも多く、恐怖を与えた。
しかし阪神淡路大震災後に建物の耐震工事などが進んでいたこともあり規模の割に被害範囲は狭く、鉄道の復旧も当日中に進んだところも多くJR大阪駅そばのヨドバシカメラのような大規模店舗も当日中に営業を再開している。なお、大阪モノレールについては終日運休にまで追い込まれてしまった。試運転を経て区間で少しずつ復旧し23日には全線で運転を再開したが、車両の点検を行ったところ、部品が落下する可能性があると懸念された問題が発生して翌24日より終日運転を見合せとなった。が、現在は安全が確認され、6月25日より全線で運転を再開し、6月29日の11時より通常ダイヤでの運転に戻った。

震源に近い高槻市近辺では被害が多く、大阪大学では研究機材の破損が相次ぎ教員のtwitterアカウントでは本棚から書類が崩れおちた様子が多数アップされた。
死者のうち2人(一人が小学生の少女、一人が高齢者)は学校のブロック塀倒壊に巻き込まれて亡くなっているが、このブロック塀は学校のプールの覗き被害防止のために高く積まれていたが筋や控え壁などが十分設置されていなかったことが発覚。
現在の建築基準法に違反状態が長らく続いていたことが判明し「人災ではないか」と高槻市側が非難され、全国各地でも同様のブロック塀が問題視されている。


関連タグ

地震 災害 西日本の直下地震 
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