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緊急地震速報

きんきゅうじしんそくほう

2004年試験開始、2007年本運用開始。日本の気象庁が提供している早期地震警戒システムであり、大地震発生により強い揺れが発生することが予見される際に発信される。主にテレビ・ラジオ放送(放送確度などの事情から特にNHKのものが有名)、携帯電話のエリアメール、PCでは専用ソフトにより受信が可能。
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地震の発生を伝える速報。テレビなどで受信される。
地震計で地震波のうち、速く伝わる初期微動のP波を検知し、P波よりも遅く、強い揺れを引き起こすS派の到達前に震源地震度を予測し、警報を発令する。
P波の検知から速報の配信まで数秒かかるので、震源地に近いと速報は間に合わない。

NHKでの速報では、最大震度5弱以上の地震が速報の対象となっており、震度4以上の揺れが予測される地域が表示される。

東日本大震災の発生以降、余震などが相次いでいるため頻繁に流れるようになった。

速報性が重視されるという性質もあり誤差も多く、地震計が少ない地域で地震が起きた場合や複数の地点で同時に地震が起こった場合などの場合に誤った速報を出すこともある。特に東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、地震計の故障やインフラの寸断などの原因により、発生直後からの一定期間においては精度が30%台にまで落ち込んでいた。

最近の携帯電話にも対応しており、情報が送られると普段鳴らないような激しいブザー音を鳴らす。(受信しないように設定を変えることも可能)
いつ起こるか知れない地震で緊迫している心境も相まって、いきなり鳴るつんざくようなバカでかいブザー音がトラウマになっている人が相次いでいる。

広報で緊急地震速報が発報される際の「テェロンテェロン、テェロンテェロン、テェロンテェロン」という気味悪い音は緊急速報の性質上、人間の不安心理をよびおこす様に作られた音とのことだそうである。製作した工学者の伊福部達によれば、叔父で作曲家の伊福部昭(ゴジラのテーマで有名)が作曲した『シンフォニア・タプカーラ』第三楽章冒頭部を参考にして作られたそうである。

ただ、NHKは緊急地震速報の専用受信機を起動するためのトーン信号を放送しており、こっちのほうがよほど不気味という話もある。

対応方法

速報が流れたら、あわてずに、まず身の安全を守る。
家庭・職場・学校など屋内で速報を受け取った場合は、すぐに窓や扉を開けて避難経路を確保し、落ちてくるもの、倒れてくるものから離れ、机やテーブルの下に隠れて頭を守る。

商業施設・イベント会場など混雑する場所の場合は、頭を守りつつ、落ちてくるもの、飛び散るもの、看板や照明など落ちてくるものから離れる。出口には押しかけず、係員の指示があればそれに従う。

屋外で速報を受け取った場合は、ブロック塀など倒れてくるもの、看板・照明・窓ガラスなど落ちてくるものから離れ、耐震性の高い建物の中に避難する。崖などの近くでは崖崩れや落石の恐れがあるため、崖などから離れる。海岸の近くにいる場合は速やかに高台や建物の高層階に避難する。

自動車を運転している場合は、ハザードランプをつけ、ゆっくりと減速し、道路の左側に移動して止める。急ハンドルや急停車は避ける。バスや列車に乗っている場合、つり革や手すりなどにつかまり体をしっかり支える。エレベーターの中にいる場合は、最寄りの階に停まれるようすべての階のボタンを押し、すぐに出られるようにする。

NHKにおける緊急地震速報の流れ

  1. 地震計でP波を検知
  2. トーン信号を流す
  3. (速報音2回)緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」と2回自動アナウンスが流れる。声は末田正雄アナウンサー。
  4. 自動アナウンスが終わると、アナウンサーが「緊急地震速報が出ました。○○(都道府県)、○○(都道府県)では強い揺れに警戒してください。落ちてくるもの、倒れてくるものからは、離れてください。けがをしないように身を守ってください。テーブルのや机の下に隠れてください。倒れやすい家具などからは離れてください。緊急地震速報が出ています。次の地域では強い揺れに警戒してください。(以下速報告知以外を繰り返し)」と伝える。


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アクティヴレイド:第1期において、緊急地震速報の音(さすがに原曲ではないのだが……)が流れるシーンが存在した。

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