AGX-04ガーベラ・テトラは『機動戦士ガンダム0083』に登場するデラーズ・フリートの試作型MS。
パイロットはシーマ・ガラハウ。
機体説明
当初はアナハイム・エレクトロニクス社でガンダム開発計画のガンダム試作4号機(GP-04 ガーベラ)として開発されていたが、ガンダム試作1号機(GP-01 ゼフィランサス)とコンセプトが重複する部分が多く(どちらかと言うとゼフィランサスの強化武装「フルバーニアン」との重複が多かったため)、GP計画から外された。
その後、外装を変更され「ガーベラ・テトラ」としてシーマ艦隊に譲渡された。
ガーベラ・テトラがガンダムの形をしていなかったのは、「ガンダム開発計画」から外された経緯もあるが、元ジオニック社の技術者が多く開発に携わっていたからとも、シーマ艦隊との裏取引の事実を隠すために擬装されたからとも言われる。
劇中での活躍
最終話「駆け抜ける嵐」でコウ・ウラキのガンダム試作3号機(デンドロビウム)と戦闘を行うが、デンドロビウムのメガ・ビーム砲の砲身で機体を貫かれたうえにビーム砲を打ち込まれ消滅した。なんでこんなに無残に殺されたかはパイロットが誰かを見直すと納得できる。だが、彼女の境遇を考えるとやはりあんまりな最期である。
ガーベラ
ガーベラは花びらが長くて幅広い、ヴィヴィッドカラーの花である。花言葉は「崇高美」「神秘」。崇高美はどちらかというとガトーが乗った方が似合う言葉だが、神秘という点については詳細があまり語られないこの機体はピッタリの花言葉と言える。
関連イラスト
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RX-78GP-04G ガンダム試作4号機