ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

の編集履歴

2024-11-07 21:28:28 バージョン

「氣」とは人間の心の機微や精神状態を表す言葉であり漢字。

概要

人間の機微精神状態を表す言葉であり、漢字である。

現在、一般的に広く使われている字は「」の方だが、それは「氣」が旧字体というわけではなく、漢字の見直しが行われた第二次世界大戦後に「気」が常用化されたためである。


漢字としての意味

そもそもが気功などで広く知られているように、体内エネルギーの概念としても使われている。

これらは中国哲学上で扱われていた事で、この漢字を含む言葉として「元氣(元気)」「病氣(病気)」「氣持ち(気持ち)」などがある。


「気」と「氣」の違いは「气(きがまえ)」の中が「〆(しめ)」か「米(こめ)」であるが、この中にある字の意味として「〆(しめ)」が『エネルギーを外に出さない、また閉じ込められている』という意味なのに対し、「米(こめ)」は『エネルギーが八方に広がる、放出されている』という意味になる。

つまり、人間の気持ちやエネルギーを指す場合は、使い方に差が出るような違いになっている。


ちなみに、「気」が常用化される前は「氣」の簡易字として「」があったが、こちらは現在で使われることはあまり見なくなり、理由は前述の漢字の見直しの際に「気」が新字として採用されたためである。

子どもの名付けには「気」と「氣」のどちらも使える。


関連語彙

 気がある オーラ

正気 狂気 闘気 覇気 勇気 元気

合気道:現在でも『合道』という形で使う流派もある。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました