概要
小説『魔宴(祝祭)』で言及される外なる神の一柱(厳密にはTRPGで命名した上で神として位置付けた存在。ただし現在は本家に逆輸入されているらしい)。
別名は<緑の炎>。
普段は輝く緑色の球体の姿でアザトースの宮廷で他の神々たちと共に踊っているが、地球に召喚されて顕現する際は輝く緑色の火柱の形態を取るとされる。
アザトースの狂気の指揮に喜びを感じているが、最も好んでいるのは死・腐敗・衰退といった退廃的なものを糧にしているといわれている。
トゥールスチャを崇拝している者は非常に少ないが、かつて2世紀前までアメリカのマサチューセッツ州にある寂れた港町であるキングスポートで崇拝されており、春分、夏至、秋分、冬至などの星回り時に秘密の地下神殿で礼拝の儀式が行われていたが、その儀式の不気味さから250年程前に解散させられたという(ただしその分派は現在も活動を続けているらしい)。
なお、一説には蛆虫を使った死者蘇生の魔術と関連付けられているらしい。