プロフィール
概要
頭上に天使のような金環を浮かべ、頭部に翼をもつ「天環族」の青年。“調和”の運命を司る星神(アイオーン)シペの信者で、その組織「ファミリー」の一員。最大派閥のひとつであるオーク家の当主として、組織の領地「夢の世界ピノコニー」を運営している。
人物
献身的な博愛主義者で、ピノコニーが平和な楽園となるよう常に尽力しており、また唯一の肉親である妹ロビンを心から大切にしている。
対外的には柔和な外面で通しているが、立場相応に権謀術数を巡らせるのも得意。一方で妹より直情的な部分もあり、敵対者に対しては声を荒げたり慇懃無礼な態度が強く出る。
数百年に一度開催されるファミリーの催し「調和セレモニー」の準備を進めているが、ピノコニーの創設者「時計屋」の遺産をめぐる各勢力への対応には苦慮している模様。
能力と装備
Ver.2.7より実装予定。詳しくはネタバレとなるが、プレイアブル前とは衣装が変化している。
召喚物と共闘するキャラ専属の単体バッファー。
軌跡
- 通常攻撃
- 戦闘スキル「紙と式典の賜物」
味方単体とその召喚物を即行動させ、与ダメージをアップさせる。召喚物を持つキャラの場合、バフの効果量が更に上がる。
召喚物を持たないキャラにも使用できるが、同じ調和キャラの行動順だけは操作出来ない。
- 必殺技「抱擁と傷痕の賛歌」
味方単体のEPを回復させ、その召喚物諸共与ダメージ、会心率、会心ダメージをアップさせる。サンデー基準で3ターン継続。
- 天賦
- 秘技「栄光の秘儀」
使用後戦闘に入った時、味方にバフを付与する。
- 追加能力
「」 | |
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星魂
①「」 | |
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③「」 | |
④「」 | |
⑤「」 | |
⑥「」 |
装備・編成について
- 光円錐
✦5「大地より天を目指して」
- 遺物
余談
一般的には「オーク家当主」「サンデー」などで通っているが、劇中ではピノコニー編の主要人物から色々ヒドいアダ名を付けられてしまい、ファンの間でも呼ばれている。
スーツの下に隠れているため非常に分かりづらいが、腰にも翼が生えており、普段は小さく折りたたまれて腰に巻き付いている。
Ver2.7PVの一シーンや光円錐のイラストが、同社別作品の某キャラ実装時のPVやキービジュアルに似た構図になっている。両者の間に何か関係があるわけではないが、作中の経緯に共通点がある為、一つのセルフオマージュなのかもしれない(HoYoverse作品ではこの手の隠し要素がよく見られる)
関連動画
光円錐
関連イラスト
関連タグ
作中の動向(ネタバレ注意)
- 「死」の夢
ピノコニーを訪れた主人公「開拓者」たち「ナナシビト」を出迎え、“物質化した記憶”「憶質」で造られた世界『夢境』へと案内する。
ところが、絶対安全なアミューズメントパークであるはずの夢境に突如怪物が現れ、ホタルという少女と、あろうことかロビンが殺害されるという異常事態が発生。
怒りに燃えるサンデーはファミリーの内部に裏切者がいると確信し、ピノコニーを手中に収めんと目論むスターピースカンパニーのアベンチュリンを罠に嵌めて事件の調査を強要する。
また「愉悦」の運命の行人、花火の助力で混乱を収めようとするのだが、そんな彼の前に夢境の警備を務める「ハウンド家」のギャラガーが現れ、口論になった直後、背後から怪物の爪がサンデーの胸を貫いた。
- 幸せな「監獄」
目を覚ましたサンデーがいたのは、ファミリーさえも知らぬ夢境の深層「ドリームリーフ」だった。
実は怪物は人々を殺めておらず、この場所へ移動させているだけだったのである(やり方は過激だが……)。妹との再会を喜ぶのもつかの間、開拓者たちとホタルも交えた中で、「時計屋」の同士であったギャラガーの口からピノコニーの真実が語られる。
それは、この夢境がファミリー内部に潜む秩序の星神エナの残党が造り上げたものであり、滅びた神を復活させるため、“万界の癌”と呼ばれる危険物質「星核」に人々の命を生贄に捧げる「夢の監獄」であるというものだった。
セレモニーがそのための儀式であると気づいたサンデーとロビンは、調和の運命の行人としてそんな暴挙は断じて認められず、ナナシビトの一人ヴェルトと共に、先代オーク家当主「夢の主ゴフェル」と話し合いに向かう。
- 折れた翼
だが、ゴフェルと10万のファミリーはセレモニーの決行を表明し、さらにサンデーまでそれに同調。逆にロビンとヴェルトを捕らえてしまう。
そう、ファミリーはすでに秩序の意思に乗っ取られており、サンデーはその意思と力の代行者「使令」として育成された存在であった。
星核で故郷を失い孤児となった彼ら兄妹はファミリーに拾われ、何も知らぬまま調和の行人と自覚して育ってきた。
しかしサンデーは辛い現実から逃避するため夢境に永住する者たちや、過去に奴隷の身分から解放されながらも奴隷の生き方しかできなかった「流刑の地ピノコニー」の住民たちの歴史を知り、調和の理念に限界を感じてゆく。
さらに、和平活動で紛争地帯に赴いたロビンが流れ弾で瀕死の重傷を負ってしまったことを知り、次こそ家族を失うかもしれぬという恐怖に耐えられず、妹と人々を完全に現実と隔絶された世界に閉じ込め、苦しみのない「週休七日制」「永遠に続く日曜日」を実現させるため、ファミリーの真の計画に荷担したのである。
たとえ、自分だけが楽園を維持するため現実に残り、永遠に休日の訪れない孤独の道を歩むことになろうとも……
- そして始まる月曜日
だが、サンデーの目的は星神の復活などではなく、自分自身が秩序の守護者として夢境を管理することであった。この時点でファミリー、エナの残党双方の思惑から外れて暴走し、ピノコニー大劇場で開拓者たちと決着をつけるべく、星核の力で金色の巨人『「ハルモニア聖歌隊」ディエス・ドミニ』に変貌。指揮棒を振るい、開拓者たちを、そして夢境全土を秩序の旋律で覆い尽くしてしまった。
しかし開拓者はピノコニーで出会った者たち……ブラックスワン、ブートヒル、黄泉の助力で覚醒し、さらにロビンの歌声で夢境の人々が自助の意思に目覚め始めてゆく。
そして、調和と秩序の旋律がせめぎ合う不協和音の中、ついに集結した開拓者たちとの決戦に敗北。偽りの秩序を破られ、舞台から転落していった。
- その後
2.2の開拓クエストを全てクリアした後に大劇場へ行くと、ロビンからのメッセージで、行方不明の兄の手掛かりを探して欲しいと依頼を受ける。
その後サンデーと戦った舞台の真ん中へ行くと「誰かの落とし物」を拾うことができる。
当のサンデー自身は密かに逮捕・拘束されており、大願敗れた以上もはや自分の処刑は確実と自棄になっていたが、そこへスターピースカンパニーの幹部ジェイドが現れ…