ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

平曲「祇園精舎の鐘の音」の編集履歴

2024-12-15 21:20:40 バージョン

平曲「祇園精舎の鐘の音」

へいきょくぎおんしょうじゃのかねのおと

九十九弁々のスペルカード。全モードで使用する。

概要

九十九弁々のスペルカード。八橋のスペルカード、琴符「諸行無常の琴の音」と対になっている。


  • 平曲(へいきょく)

琵琶法師が平家琵琶を用いて弾き語る、『平家物語』の語り物音楽。


  • 祇園精舎の鐘の音

『平家物語』冒頭の有名な一節から。ただし、『平家物語』は「祇園精舎の鐘の声」。


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢の如し。

猛き者もついには滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。


  • 祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)

仏陀(釈迦)が生きていた時代に存在した仏教寺院の名称。

漢語の正式名称は「祇樹給孤独園精舎(ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ)」。いわゆる天竺五精舎の一つ。仏陀が説法を行った場所であり、仏教経典にはしばしばこの名称が登場する。

この寺院のあった場所は現在のインド共和国ウッタル・プラデーシュ州。当時はコーサラ国に位置していた。寺院跡のサヘート遺跡が歴史公園として整備されて今も現存する。

日本の寺院にはほぼ確実にある鐘だが、これは中国発祥の風習。そのため、インドの祇園精舎には鐘は無く、考証的には「祇園精舎の鐘」は誤りとなる。しかし、この平家物語の一節が縁となり、2004年に日本から鐘が寄贈され、「祇園精舎の鐘」が歴史公園内に置かれている。


関連タグ

東方輝針城 九十九弁々 スペルカード

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました