「楽しみにしています、円山兄妹」
演:藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
概要
日本最大級の反社会的組織『幻獣』のリーダー『鳳凰』
右手の甲に鳳凰のタトゥーが入っている。よくジッポライターで火をつける動作をする。
4話までシルエットが出るのみで一言も発さなかったが5話の最後で『彼を知りて己を知れば百戦して殆うからず』など兵法のことばを交えて話し本格的に登場。幹部4人が認めた兄妹に会うのを楽しみにしていた。普段は丁寧な口調で話すが、青龍/阿武隈に兄妹を易々と幹部にしていいのかと言われ彼らの父を引き合いに出しかけた際は敬語が外れており一人称も私ではなく俺になっていた(おそらくこちらが素であると思われる)。
挨拶代わりの“テスト”で貴一の力量を確かめると、さらなるテストを朱雀に託す。
そしてそのテストを見事成し遂げた兄妹の働きに満足した鈴鹿は「(美波のハコにいる九頭龍の)内通者の正体を突き止めてもらいます。成功すれば、あなたたち兄妹を幹部として迎えます」と告げた。内通者を暴くことに成功した兄妹を約束通り幹部として迎えるとしたがかつて幹部に迎えようとした者が潜入捜査官(兄妹の父貴司である)であったことから兄妹も潜入捜査官ではないかと疑いをかける。
幼少期は父親からDVを受けており、母親も他所で男を作りネグレクトを受けるなど劣悪な環境にあった。その頃にのちの青龍となる阿武隈と出会い、阿武隈ともに身寄りのない子供として窃盗等生きるためならどんな手段でも使っていた。その両親は死亡しているが、これは自分と阿武隈の家を燃やして殺害したのではないかと入間は推測している。それ以降阿武隈と共に姿を消しており、初代九頭龍/熊野忍が組織で特に良い働きをしてくれたとして朱雀/茜、玄武/六角、白虎/姫川、青龍/阿武隈と共に幹部に昇格。前述4名のまとめ役を熊野直々に任命された。生きる術を教えてくれた熊野のことを鳳凰たちは父親のように慕っており、鳳凰がよく話す兵法の言葉も熊野が教えたものである。
しかしそこから程なくして熊野が2代目九頭龍に殺され自分の元に下るよう言い渡されるがこれを当然拒否。2代目九頭龍に組織を乗っ取られた彼らは2代目九頭龍に復讐するべく新たに『幻獣』という組織を立ち上げた(それまで鳳凰が幹部4人のまとめ役であったためリーダーとなっている)。
最終回で朱雀/茜が亡くなったと知らされた際タトゥーのある右手を撫で静かに涙を流していた(タトゥーをいれることやそのデザインを考えたのは彼女だったため)。
貴一が閻魔帳を餌に信濃に2代目九頭龍と鳳凰を会わせるよう提案し約束を取り付け、指定の場所が九頭龍のシマであったことから絶対に罠だと幹部の面々が言うも自分が行くと宣言。貴一と阿武隈と共に2代目九頭龍への復讐を果たすべく自ら取引の場に足を運ぶことになったが途中で2代目九頭龍の組織の者たちに拉致されてしまう。しかしそれらも全て読んでおり手配済みであった部下たちが櫛田らを殺害するがそこに警察まであらわれ貴一が自分に銃口を向けたことで潜入捜査官であったことが分かると怒りを露わにしていたが2代目九頭龍を名乗った泰造を追いかけた。貴一が何のためにそれほどの炎を燃やしていたのかを知り答え合わせができて満足したのか彼に「善の善なるもの」というヒントを伝え一切抵抗せず逮捕された。
最終的に幻獣幹部の中で唯一生き残り、拘置所に送られるが、実は拘置所内にも手下を潜り込ませており、その手下達の手引きで同じ拘置所に収監されていた義父の仇である2代目九頭龍を警棒で撲殺、最後に不敵な笑みを浮かべており、いずれ脱獄する事を暗示させた。
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潜入兄妹特殊詐欺特命捜査官 渡良瀬兄妹 幻獣(潜入兄妹) 熊野忍 九頭龍(潜入兄妹) 入間慎之介