リー・ケフレン「そしてデビルブは霊界を支配し、人間を苦しめるのです!」
CV:なし(SE)
登場話:第37話「幽霊の初恋」
概要
改造実験帝国メスの獣戦士。大博士リー・ケフレンによって妖怪の遺伝子から創られた、霊界を支配する存在であり、腹部に霊界を持つ。全身緑色の、角と翼とカイゼル髭のある魔人のような姿をとり、夢を遺して死んだ子供の霊魂を小さな緑色の怪物・小悪魔に変える能力を持つ。
小悪魔は耳と口の大きな四肢のない不気味なコウモリのような姿と、人間を襲ってその魂を奪う恐ろしい性質を持ち、これにより人間を苦しめることを使命とする。
活躍
とある墓地にて霊魂を小悪魔に変えて人々を襲って魂を奪い、異変を察知して駆け付けたフラッシュマンに応戦するが、幽霊少女・岡野スミレ(演:工藤あかね)とダイとが手を取り合った際に発せられた不思議な力によって彼らはスミレの墓のある霊園にワープしてしまう。
その後邪魔なスミレの霊魂を吸い込むことに成功し、その所業に怒りを燃やすフラッシュマンを小悪魔による噛みつきや目からの赤い電撃で攻撃。しかしグリーンフラッシュがスミレを彼女の導きに従って救出するや形勢逆転、グリーンの怒りのプリズムカイザーの前に怯んだところにローリングバルカンを喰らって敗北する。
その後レー・ネフェルが呼び出した クラーゲンの巨大化エネルギーを浴びて再生・巨大化。
フラッシュキングに尻尾をつかまれて投げ飛ばされたところにキングミサイルを打ち込まれ、最期はスーパーコズモフラッシュを受けて爆散した。
余談
同じく科学力を武器にするスーパー戦隊シリーズの悪の組織にはメス以外にも暗黒科学帝国デスダークや武装頭脳軍ボルトがあるが、前者は妖怪の遺伝子から怪人を創り出しており、また両者とも死せる怪人の霊魂を利用した作戦も展開している等、科学的な戦力を持つ組織でありながら妖怪や幽霊を作戦に用いている点が面白い。
関連タグ
テングモズー:こちらも妖怪の遺伝子から生み出された。