サー・カウラー「俺の部下の中でも腕利きを連れてきた。そして俺の右腕として宇宙中を荒らし回った獣戦士、ザ・ズコンダ!」(第15話)
概要
エイリアンハンターのサー・カウラーが連れて来た獣戦士で、これまでカウラーの片腕として宇宙を荒らし回った凶悪な獣戦士。
全身イボだらけの赤いワラスボのような姿をしており、右胸に人工心臓がある。
クラーゲンを飲み込んでエネルギーを吸うことで二体に分裂する特性と、体のイボを風船のように膨らませて飛ばして爆発させる能力を持っている。また目から光線を発射する。
活躍
第15話「巨大ロボ破れたり」
ラボーから脱出してクラーゲンを吸収すると、カウラーの部下のエイリアンハンターと共にフラッシュマン相手に形勢不利の戦闘を仕掛け、吸収したクラーゲンを吐き出した後は二体同時に巨大化。フラッシュキングを2対1の状況に追い込んだ。
しかし、マグが操縦すれるスターコンドルの援護射撃でできた隙を突かれ、スーパーコズモフラッシュで一体が倒され、もう一体もコズモソードを突き立てられ、倒されたかと思われた。
だが実際は倒されておらず、最後の力を振り絞ってフラッシュキングに襲いかかり、結果的にフラッシュキングを大破させた。
第16話「人間ミニミニ作戦」
フラッシュキングと相打ちになったかと思われた一体は生き延びており、投擲したリングの力で街の人々を縮小しカプセルの中に詰め込んでいた。
エイリアンハンターの操縦するヘリで一人の少女に襲っていたが、その過程でサラを捕獲。
それに気をよくした大帝ラー・デウスの「フラッシュマン全員のカプセルが欲しい」という命令を受け、フラッシュマンの捕獲に計画を変更。
首のリングに攻撃されたことを機に回収したカプセルが元に戻り形勢が逆転したかに見えたが、倒しても新たな分身体を生み出すことや、フラッシュキングが破壊されたことで警戒していたフラッシュマンは思うように戦えずにいた。
だが、イエローフラッシュのマッハブリザードで足を滑らせて転び、あろうことか自分の持っていたリングに引っかかってカプセルに詰め込まれ、そのままイエローフラッシュに海へと投げ飛ばされ、魚のエサになるという何とも情けない最期を迎えた。
しかし…
第24話「オカルト夏休み」
カプセルを飲み込んだ鯛を、たまたま夏休みで旅行に来ていた一家が釣り上げてしまい、そのまま宙に浮かんで逃走。カウラーの攻撃を受け、鯛の体内から脱出し亡霊ザ・ズコンダとして復活。
レー・ガルスに憑依してオカルトパワーを身に着けると、暗闇を作り出してポルターガイストを起こしたり霊魂を吐き出す力を見せつけた。
これに対し、リー・ケフレンが反発したもののラー・デウスが「三幹部があまりにもだらしないから特別に許してやった」としたため渋々了承。
だがなんと、飲み込まれたことでズコンダは鯛がトラウマになってしまい、鯛を向けられたためにおびえてガルスから脱走。戦意喪失したかと思われたが、ケフレンの遺伝子シンセサイザーで蘇生・実体化を果たし、トラウマを克服。
目から光線を発射して攻撃するもクラーゲンを吸収しなかったせいか、かつての戦闘力を発揮することはなくローリングバルカンで倒された。
直後にクラーゲンの力で巨大化。口から光弾を発射するも、かつて大破させたフラッシュキングのスーパーコズモフラッシュを受けて爆散した。