ラー・デウス「獣戦士に人間の遺伝子を使おうと言うのか?」
CV:なし
登場話: 第27話「ダイ友情のパンチ」
概要
改造実験帝国メスの大博士リー・ケフレンが創り上げた獣戦士の一体。最高の肉体と完璧な遺伝子を持つと目した、ダイと友達になったボクサー志望の青年・若草リュウ(演:海津亮介)を素体に創り出した。
球体になって突進する戦法を得意とする。
活躍
レー・ワンダ達に拉致されたリュウと、「かぎ爪とも触手ともつかぬ器官を頭部と両腕に生やした、黄色いイモムシのような質感のモグラのような顔・体つきの生物」とでも言うべき不気味な宇宙生物を遺伝子シンセサイザーで合成することで創造された。しかし創造されるや、人間の善の心を持ったまま地球へ逃亡する。
とある動物園の敷地内に降り立ち、球状に体を丸めての突進で人間を追いかけるが、子供を見て心を取り戻し、リュウの姿に戻る。そして一度は幹部らの追跡から逃げおおせるもケフレンの奏でる遺伝子シンセサイザーの音色により身も心も獣戦士の姿になってしまう。
ダイがトランペットで奏でる友情の証の曲とシンセサイザーの音が反発しあい、ジャガンの意識が破壊されそうになったため、ラー・デウスの命令でケフレンはやむなくジャガンとリュウを分離させる。
しかしケフレンの忠告通り戦闘力が半減してしまったため、リュウに教わったボクシングを活かしたグリーンフラッシュのローリングナックルを受け、続け様ざまにローリングバルカンを受けて敗北する。
直後、ワンダが呼び出したクラーゲンの巨大化エネルギーを浴びて再生・巨大化。特殊な光線でフラッシュキングを引き寄せ、腕の内側の牙による噛みつき攻撃と目からの赤い光線で攻撃するが、最期はスーパーコズモフラッシュを受けて爆散した。
余談
モチーフはサナダムシ。シリーズ通して非常に珍しいチョイスである。
関連タグ
メーズ:素体と分離した怪人つながり