若王寺勘兵衛

なこうじかんべえ

若王寺勘兵衛とは、劇場版『忍たま乱太郎　ドクタケ忍者隊最強の軍師』に登場するキャラクター（メイン画像左側の人物）。

概要

劇場版『ドクタケ忍者隊最強の軍師』に登場する忍術学園の卒業生で、現六年生より一年上の先輩。

原作者・尼子騒兵衛氏により考案された完全オリジナルキャラクターである。

名前の由来は尼崎市の『若王寺町』と思われる。

豪華版パンフレットに掲載された書き下ろしスピンオフ小説によると、学園に在籍していた頃は図書委員会委員長を務めていた関係で長次と繋がりが強く、その長次が四年生の頃に縄鏢を使うコツを教えた事もあるという、長次にとっては師匠とも言える存在である事が明かされている。

また留三郎が四年生の頃、彼と共に荷運びの駄賃稼ぎに行った際に野盗に襲われた事があり、真正面から野盗と戦った留三郎に対し、｢忍者の本質は逃げることだ｣｢必ず勝つ方法で戦え｣｢天の利、地の利、人の和を考えろ｣と説教したというエピソードが、当の留三郎の口から明かされている。

ちなみに作中では、｢精悍な顔に闘志を乗せて戦う風に見えるが、案外頭脳派なのだ｣との記述がある。

黒髪を括り上げ逞しさを感じさせる程に力強く、精悍な顔付きをしている。

棍平という分銅が付いた鎖を扱う武器を得意とする。