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J⇔Mの編集履歴

2024-12-21 11:37:11 バージョン

J⇔M

じぇいえむ

ハルタオルタで連載されている漫画作品。作者は大武政夫。

概要

カドコミ内のレーベルハルタオルタで2023年5月8日から連載されている漫画作品。

作者は大武政夫


単行本はKADOKAWAのハルタコミックスから発売されている。

2024年12月時点で既刊4巻。


あらすじ

純一こと「J」は、闇社会でアンタッチャブルとして恐れられる凄腕殺し屋。

ある日、純一は自分の家の近くに佇んでいた家出少女赤星恵と衝突し、2人は人格だけ入れ替わってしまう。

やむを得ず元に戻れるまでの間、協力関係を築くことになる純一と恵。


女子小学生と殺し屋の二足のわらじを履くことになった純一と、学校からも家からも解放されご満悦の恵。

2人の奇妙な物語が始まった。


登場キャラクター


  • J

闇社会で活動する凄腕殺し屋。かつてはとある組の鉄砲玉だったが、無茶な仕事をこなし続けた上に、危険視して口封じにきた組も返り討ちにしたため、裏社会ではアンタッチャブルな存在と化している。

コワモテのおじさんで、ハードボイルドな男に強く憧れているが、本人自身にそのセンスがないせいでイマイチ上手くいかない。日常生活では「山田純一」と名乗っている。本名かは不明だが、少なくとも「J」の由来は「純一」から来ている。

ひょんなことから恵と入れ替わってしまい、女子小学生の体のまま殺し屋「M」として仕事を続けることになる。柳には「Jが旅行先で拾って弟子にしたガキ」と説明しているが、その際に設定を盛り過ぎてしまったせいで後々苦労する羽目に陥る。

孤児で学校に行かず殺しの仕事をしていたため、小学三年生の勉強もわからず苦労している(56点で喜ぶレベル)。

人格面もあまり誤魔化せておらず、訝しむクラスメイトには「狐憑き」で通している。

ナルシストの傾向があり、自身の肉体美やその身体で恵が繰り出すハードボイルドな所作にはいつも興奮している一方で、硬派を第一としているため恋愛イベントは露骨に嫌がる。

なお、ハードボイルド系の映像作品には詳しいが、読書は苦手で部屋にある洋書や小説はほぼ飾りになってしまっている。


元々依頼であればターゲットは選ばなかったが、恵と入れ替わってからは彼女を納得させるためにターゲットを悪人限定にしている。また、恵を可能な限り仕事に関わらせないように配慮しており、どうしても現場に同行させなくてはならない場合も殺しの瞬間だけは見せないように気を遣っている。


  • 赤星恵

小学三年生の女子。

日本人の母と外国人の父を持つハーフで、学校では「ガイジン」と呼ばれていじめられていた。家では母親から厳しく叱られ続けており、耐えられなくなって家出したところで純一と遭遇、互いの頭を打ったことで入れ替わってしまう。

勉強の成績は非常に優秀で、後に高校レベルの勉強までさせられていたことが判明する。

「この体ならいじめられることも叱られることもない」と元の体に戻ることを拒否し、大人生活を満喫している。

神宮寺あすなろ先生の少女漫画「ハチャメチャなKISS」(ハチャキス)の大ファン。

頭が良く記憶力も応用力も高いため、純一よりも遥かにハードボイルドを演じるのが上手い。しかし、小三女子の面が出てしまうことも度々あり、不審者扱いされたことも。

家と学校を嫌っており、元に戻ることを強く拒否する一方で、純一の殺し屋という仕事には比較的順応しており、「純一一人を危険な目にあわせるのは違う」と考えている。そのため、「殺し屋J」として出向かなければならない場面では自ら危険に身を晒すこともある。

母親からは一度も褒められたことは無いとのことで、愛情を感じていない。


闇社会の仲介人。Jやマリーに仕事を依頼しており、特にJとはほぼ専属状態と思われる。純一の考えた殺し屋「M」の設定を完全に信じており、「殺してしまった方が世のため」と考えている。

離婚歴があり、娘は一般人で恵の小学校の教師をしている。


  • 赤星聖子

恵の母親。シングルマザーでとてつもなく厳しい教育ママ。子供の成功は褒めず、至らない点を見つけて罰を与えるスパルタ教育を行っており、恵が家出し、かつ戻ることを拒否している最大の要因。

彼女なりに娘を愛してはいるが、その愛情表現は完全に毒親の域であり、恵と入れ替わって暮らすことになった純一とマリーが漏れなくトラウマになるレベル。

将来を強制する実家に反発して家を飛び出した後、日本に赴任中の米軍の軍人と結婚して恵を産んだが、帰国することになった夫についていくことを躊躇い、離婚してしまった過去がある。父親がいた頃は平穏な家庭だった模様。

入れ替わりによる娘の異変は「幼稚園児返り」と認識している。

ヘタレる場面と覚悟を決める場面が一般人のそれとズレており、その点は恵と似ている。


  • 出雲蓮二

恵のクラスメイトの男子。取り巻きを二人引き連れているいじめっ子。

恵曰く「(からかってくるのは)理屈じゃない」とのことだが、実際は恵に好意を持っており、その裏返しでちょっかいをかけていた。

純一に中身が入れ替わっている恵に絡んで返り討ちに遭うが、紆余曲折を経て「今の恵には狐が憑りついている」という純一のでまかせを信じることになる。

狐の存在を信じた直後に真っ先に本来の恵の身を案じたり、不良から友人たちを庇う根性はあり、その点を見直した純一演じる「狐」とある種の友情を築くことになる。

「現在の赤星恵は本来の恵とは別人格」ということを一応は理解しているため、純一にとってある程度肩の力を抜ける相手。


  • 小松菜麗子

恵のクラスメイトの女子。秀才で恵を強くライバル視しているが、こちらの母親はとても優しい。

聖子に叱られるのを嫌がった純一によって、一度テスト結果を入れ替えられてしまったことがある。

彼女も色々あって「現在の恵は狐憑き」と信じるようになり、恵に入った純一と友好関係を築く。


  • マリー

殺し屋。美貌を駆使してターゲットに接近し、毒殺することを得意とする。返り血等で汚れることを嫌ってやりたがらないが、実は荒事もこなせる。

Jとはそれなりに長い付き合い。入院している病気の妹がおり、それをネタに土方組から脅される形でJの始末の依頼を受けさせられている。そのため、純一と恵の入れ替わりに気が付かないまま二人を油断させて懐柔しようとしていた。

とある富豪の暗殺任務でMと協力した際、事故で互いの脳天をぶつけて身体が入れ替わってしまい、その時に全ての事情を理解することになる。

当初は純一と異なり学校生活も母親との関係も順調にこなし、バカンス感覚で楽しんでいた。

しかし、聖子が「小学校卒業までに東大模試B判定まで持っていく」という狂気染みた教育(明らかに受験に使わない科目も多分に含まれる)を本格化させたため、ストレスで元の身体に戻ることを切望するようになる。


純一と入れ替わった直後に折り悪く土方組からJ殺しの進捗確認の連絡が来て依頼の存在が純一にバレてしまい、更には純一が土方組をマリーの身体で皆殺しにしてしまったため、その上部組織である王道会から命を狙われ、迂闊に元の身体に戻れない状況になってしまう。


  • 先生

金満小学校の教師で恵の担任。柳の娘で下の名前はりぼん。

気弱な性格で恵がいじめられていることに気が付きつつも有効な手を打てなかった。

そのため、純一と中身が入れ替わったことで突然成績が悪くなったり、授業で回答できなくなった恵の態度は自分への不信感のあらわれととらえており、純一も敢えてそれを正さなかったため、情緒が不安定になっている。


  • 夜桜メイ

現役女子中学生にして凄腕のガンスミス。父の跡を継いでJの銃の整備を担当している。

昔からJに親しみを持っていたが、ヤクザに拉致されて銃の密造をやらされていた所を救われてからは明確に好意を持つようになる。


  • 神宮寺あすなろ

人気少女漫画家。代表作は「ハチャメチャなKISS」や「俺がお前でお前があいつであいつはどこ?」等。

熱狂的なファンを抱えており、恵からは「神」と崇められている。マリーもその作品を所持しており、後にマリーの部屋で勝手に読んだ純一もファンになる。

サイン会に純一の身体でやってきた恵と対面しており、最初は警戒しつつも最後は「イケオジ」と好感を持つ。


外部リンク

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