スナッチ
すなっち
スナッチ(Snatch)とは、(物を)――奪い取る、――掠め取る、――強奪する等を意味する英単語。バンダースナッチ等生物の名にも含まれていることがある。
英単語としてのSnatch
単語の意味としては(物を)奪う。(人を)誘拐する。等を主に意味するが、場合によっては(危険から)救い出すという使われ方も稀にある。
因みに、erを足すとSnatcher(ひったくり)と訳される。
曖昧さ回避
- ウエイトリフティングやケトルベルの種目。→スナッチ。
- 2000年のガイ・リッチー監督によるイギリス映画。→スナッチ。
- ルイス・キャロルの作品に登場する架空の生物。→バンダースナッチ。当項にて記載。
- 「バイオハザード」に登場するクリーチャー。→バンダースナッチ。
- 1988年にコナミから発売されたアドベンチャーゲーム内での人を殺害して本人とすり替わる行為→スナッチャー。
- MMORPG「トキメキファンタジー ラテール」に登場するモンスター。→ベンダスナッチ。
- 「遊戯王」カード。→イリュージョン・スナッチ。
- ポケモンコロシアムでスナッチマシンを用いて、他のトレーナーからポケモンを強奪する行為。
架空の生物「バンダースナッチ」
ルイス・キャロルの詩『ジャバウォックの詩』『スナーク狩り』に登場する架空の生物である。
キャロルの詩の中では、バンダースナッチの姿形や大きさについては説明されておらず、バンダースナッチというのがフェニックスのような一体の生物のみに与えられている名前なのか、それとも一群の種に与えられた名前なのかも記述されていない。
『ジャバウォックの詩』のバンダースナッチの記述は、「燻り狂えるバンダースナッチに近寄るべからず。(shun the frumious Bandersnatch.)」という一言のみである。しかしながら、『ジャバウォックの詩』が収録されている『鏡の国のアリス』では、バンダースナッチが非常に素早い生物であり、複数の生物を指す名詞である事が、白のキングによってほのめかされている。