概要
対クロスボーンガンダムチーム「死の旋風隊(デスゲイルズ)」のリーダーで、チームの攻撃担当。
階級は少佐。木星帝国の次期幹部候補生。
外見からしてトビア・アロナクスと同世代の少年で彼のライバル的存在である。
カラス直属のニュータイプであることに異常ともいえる自尊心をもっており、性格は非常に尊大にして傲慢かつ残虐で降伏してきた敵を平気で拷問にかけるほど。
同じ死の旋風隊のメンバーであるバーンズ、ローズマリーと共に幾度となくクロスボーン・バンガードを苦しめるが、地球での掃討戦においては計算外の地球の重力とトビアの奇抜な戦法、キンケドゥ・ナウのX1の乱入により敗北。自決しようとしたところをバーンズに止められた。
鋼鉄の7人では、地球でコックとして生活していた。
バーンズの手引きで新生木星帝国と戦う仲間を求めていたトビアと再会し、当初は「今でもドゥガチの思想は間違っているとは思わない」として協力を拒否したが、険悪な間柄だった影のカリストからNo.2と侮辱された事からか、結果的にはカリスト兄弟打倒のために仲間となる。
トビアに対しては常に悪態をつくが内心ではかなり認めているようで、その様はミノル達からは「ツンデレ」と呼ばれた。
また、身長も高くなり性格も台詞などから幾分丸くなっている事がうかがえる。
なお、トビアの事を「海賊少年」(本編時)から「海賊」と呼ぶようになった。
「鋼鉄の7人」計画ではビギナ・ギナⅡを駆り(サナリィのモビルスーツにまともなクァバーゼがなかった、とは本人談)、特別に装備したスネークハンドでバタラ他多くのモビルスーツを撃墜する。
しかし、光のカリストと、バイオ脳で復活した影のカリストとのツープラトンで機体が中破。
「一秒でも永く貴様ら兄弟に吠え面をかかせてやるぜ!」とコロニーレーザーに特攻し、バーンズの命を懸けたサポートもあり、コロニーレーザーの射角を僅かにずらし、その命と引き換えに地球の危機を救った。