ワイズマン
わいずまん
ワイズマンとは、英語で賢者、魔法使いのことである。
曖昧さ回避
アニメ『装甲騎兵ボトムズ』のワイズマン
CV:柴田秀勝
アストラギウス銀河を影で動かしていた「神」と呼ばれる存在である。
かつてクエント星を追放された異能者達がクエントに帰還後、地底深くの原形質保存装置に自らの記憶を集積して発展させ、こうして自我を持った地下の巨大コンピューターシステムは、自らワイズマンと名乗るようになった。
ワイズマンは、肉体のない意志だけの存在となって以降、古代クエント文明の超高度な科学力を背景に1000年以上にわたって銀河各地の文明に干渉し、組織や人材、情報などを操りアストラギウス銀河の歴史を影から操っていった。自らを神として、人類からはその存在を知られる事無く、銀河を二大勢力によって分割統治させ人類に絶え間ない戦争を仕掛けるのであるが、これは自らの後継者の誕生を促すワイズマンの意志でもあった。
力への愛ではなくテクノロジーによって神の存在に近づこうとし「神を見失った」ために「マーティアル」から異端として排斥された一派=秘密結社は、このワイズマンの信奉者であった。