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大川平次渦正

おおかわへいじうずまさ

大川平次渦正とは、漫画『落第忍者乱太郎』及びアニメ『忍たま乱太郎』に登場するキャラクター。

プロフィール

年齢少なくとも70歳以上
血液型不明
星座獅子座
担当委員会学級委員長委員会
CV辻村真人(1-20期)、浦山迅(20期以降)、飛田展男(青年期)
平幹二朗(実写映画版1作目)、芦屋小雁(夏休み宿題大作戦!の段)
出身奈良葛城山

概要

忍術学園の学園長にして創設者。彼自身も学生だった事がある(アニメ版では永正12年=1515年に入学したらしい)。

普段は学園内にある離れで強い絆で結ばれた忍犬ヘムヘムと共に居住し、執務もそこで行っている。

アニメ版ではくの一教室におシゲという孫娘がいる。

「忍者はガッツじゃ」をはじめ、周囲の人間が理解出来ない様な哲学(?)を持っている。

若い頃は天才忍者と謳われていたが、現在は隠遁の身であり高齢のため、腕前も以前よりはかなり衰えている。ただし気は若いため、若き日の栄光と生徒へのカッコつけから無闇に煙玉を使った登場でむせたり、3階の教室の窓から飛び出しては地面に減り込むほど激突したりするのはお約束である(ギャグ補正もあるので無傷や軽傷で済んでいる)。

人物

稀に生徒に対して厳格な指導をするが、普段は我侭でいい加減で茶目っ気のある好好爺である。

教員だけでなく生徒にもよくお使いをさせる、自費制作の自叙伝やブロマイドなどの押し売りや販促を課す、突然無茶苦茶な試験や罰等を思いついては学園長命令で突然課す「いつもの学園長の思いつき」は教師陣の悩みのタネであり、普段の学園内での人気や人望は低め。

しかし、25周年記念スペシャル『さらば忍術学園』では些細な事から「忍者失格」と乱太郎に言ってしまい、それが原因で乱太郎が行方知れずになってしまった時には自責の念から寝込んでしまうなど、学園長としての責任感が強い面が窺える。

項目名の通り立派な名を持っているが、普段から「学園長先生」と呼ばれている為、名前を知らない・覚えてない生徒もちらほらいる(特に一年は組

忍者業界では幅を利かせている為、度々暗殺者に命を狙われて学園内への侵入や侵入未遂の原因ともなっている。

しかし生徒達と同じ位置に立って接する事も多い事から、彼等からは「おじいちゃん」の様な感覚で慕われている。また、様々な理由で生徒が行方不明になった際は非常に心配するなど、教育者としての一面も見せる。

忍者業界の重鎮として、各領土の城主との交渉を行ったり正論で彼らを納得させる場面もあったりと交渉術にも優れている様であり、その高い腕前とキャリアを合わせて忍者らしい忍者といえる。

ドクタケ忍者隊最強の軍師』においても、諸泉尊奈門が原因で土井半助が行方不明になった際も関係悪化を避けるためにタソガレドキの落ち度を直接責めることなく、しかし学園長として『損失補填と責任を問う』ために、雑渡昆奈門自らから代理の教師を行うように言わせるといううまい落とし所に誘導している。

原作の漫画版では煙と共にどこからともなく現れたり、変装の術を現役の忍者が見破れない描写があったりなど、完全に腕が錆びついたわけではない場面も見せている。

余談

名前の由来は、大川橋蔵銭形平次+京都映画村のある太秦から。