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タンク・ガールの編集履歴

2025-01-16 13:16:57 バージョン

タンク・ガール

たんくがーる

『タンク・ガール』とは、イギリスのコミック作品。および、それを原作とした映画。

概要

イギリスの漫画雑誌「DEAD LINE」でカルト的な人気を博したコミック。

作者はジェイミー・ヒューレット。


戦車に乗って荒野を暴れまくるパンクファッションのヒロインの活躍を描いた近未来アクション。

1995年に実写化された。


2019年にマーゴット・ロビー主演でリブート版が製作される事が発表された。


原作コミック

初出は、1988年。イギリスの漫画雑誌「デッドライン」に掲載されたのが最初。1980年代後半から1990年代前半にかけて人気を得て、映画化した後には長期休止していたが、2007年に復帰した。


世界観は、舞台はオーストラリア。タンクガールは元は軍属だったらしいが、後にそのあたりの設定は曖昧に。

その作風もシュールかつ不条理で暴力的、しかしどこかコミカルで惹きつけられる魅力を有する。内容もまた、有って無いようなものである。


日本では、「スーパーコミックメーカー」に、邦訳版が掲載された。その際にタンクガールの口調は大阪弁にされている。


登場人物

  • タンクガール

センシティブな作品

主人公。スキンヘッドの女性。図々しく、暴力的で乱暴で凶悪。しかしどこか憎めない。

タンクガールはあだ名。本名は不明。年齢は21らしい。文字通り、大型戦車を自宅兼愛車として乗り回している。時折母親から無線で連絡が来る。

自身の戦車に対しては愛着を有しており、他者には触れさせない。隠れ家に隠れていた時にも、「(自分の戦車は)誰にも貸さん」と言い放っていた。

各種火器や銃器、爆弾をつねに携帯・愛用しており、何かあればそれらを問答無用でぶっ放す。元は軍属だったらしく、戦闘技術やらなにやらはそこで身に付けたらしい。

凶悪な面相をしているが、どこか愛嬌もあり、なおかつ脱ぐことも多かったりする。ミュータントカンガルーのブーガとしょっちゅうのように寝ていたりも。

好物はビール。しかし、出回っているのがまずいビールばかりで、マフィアがまともなビールを独占していると知ると、運搬トラックの襲撃計画を立て(※)、重火器を持ち出してぶっ放し強奪している。

※計画を立てたと言っても、「ビールを運んでるマフィアのトラックを誘い出す」「襲ってビールを奪う」「そのままトンズラ。以上」といったものだが。


万能の力を持つ『神々のコート」を偶然手に入れた時には、それを取り返しに来た忍者の胴体を両断。更に奪おうとする悪魔に対しても物おじせず、三つの願いと引き換えにコートをあっさり譲ってしまう。

ちなみにその願いは、一つ目はTVショーに強引に出演。三つめは巨大ビール。

二つ目は、「コートを着た者には奉仕と福祉の精神に目覚めさせる」というもの。この願いを用い、コートを使って神々に戦争を挑もうとした悪魔を改心させ、チャリティマラソンに参加させた。


  • ブーガ

ミュータントのカンガルー人間の男。第一話では、同族とともにギャング団を組んで一般人たちを襲っていたが、タンクガールに狩られた。

その際、仲間たちはタンクガールの銃火器によりぶち殺されるが、一般人たちも巻き添えを食う。

ブーガは一人なんとか逃げるが、互いに体力の限界で倒れ込み、その際にタンクガールに押し倒されそのまま肌を重ねる。が、事が終わった後に射殺された。

……はずなのだが、なぜか生きており、その後は愛人となってつるむように。毎回のようにベッドを共にしていたり、一緒に風呂に入っていたりする。

キャプションによる紹介では「名ばかりのカンガルー」

タンクガールが企てた、いかさまボクサー賭博のボクサーになった事もある。


  • ジェットガール、サブガール

タンクガールの友人。それぞれタンクガール同様に、大型ジェット機・潜水艇を駆る。

ジェットガールは豊かな黒髪(カツラらしい)に丸サングラスをかけている。サブガールはタンクガールのように、スキンヘッドに近い髪形。

タンクガールに言わせれば「見た目はアホやがな、やるときはやるから恐ろしいで」。キャラ紹介の際には、キャプションに

ジェットガール「カツラをかぶった美女の鏡」

サブガール「バカだけど麗しい一輪の花」などと言われてたりも。

タンクガールほどではないが、彼女たちも過激に重火器をぶっ放す過激な性格。しかしタンクガールよりかは、多少はまとも(あくまでも「多少は」)。


  • スティーヴィー

ドレッドヘアっぽい髪形の、タンクガールの友人。キャプション紹介では「ろくでなし」。

タンクガールがかつて所属していた軍から追われていた時に、隠れ家と生活物資を提供していた。

叔父のドレッドは整形外科。ちなみにその紹介ポスターは彼が手がけたものだが「すげーぜアンタ、イエーイ、ファンキー」などと余計な一言を加えている。


  • ドレッド

スティーヴィーの叔父である整形外科医。スティーヴィーに似た顔立ちで、アボリジニのようなフェイスペイントを施している。

モグリらしく、経営している医院(ただの小屋)には、裏口に続く隠し扉がある。

その整形手術は、まともな医療手段ではなく、ヴ―ドゥー魔術を用いている。軍に追われているタンクガールの顔を整形したが、顔が色々とめちゃくちゃになり、結局元の顔に戻ってしまった。しかしその影響で、両胸が巨大化するなどの副作用が発生する(元に戻るのは2時間ほど)。



関連動画

実写映画版の予告編


関連タグ

海外コミック パンクファッション

世紀末 マッドマックス


ターボキッド:オマージュと思われるSF映画。

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