へそピアス

へそぴあす

臍(へそ)につけるピアス。

解説

ボディピアスの一種で、へそ(おへそ)に開いた装飾品を指す。

英語表記は「Navel piercing」。昔は「へそピ(ヘソピ)」などという呼び名(略称)もあった。

普通、湾曲したバールピアス(棒状のピアス)を使用する。これらはバナナバールという呼び名もある。近年では、ゼンダリングピアス(クリップ付きのリング)も発売された。

へその周りに垂直に通し上か下のどちらかに着けるのが一般的で、それぞれトップピアス(前者画像)、ボトムピアス(後者画像)と呼び分ける。水平に横に通すパターンやへその上下を結ぶピアスは珍しく稀であるため、呼び名はない。

ボディピアスの中では最もポピュラーな部類に入るが、それ故に素人が自分で開けようとして怪我やトラブルに見舞われた事例が多く見られる。プロが施術するのならそれほどリスクの大きいピアスではないので、専門の機関で開けることをおすすめする。

長期的な管理の視点でみると、ピアスと言うよりピアス穴に汚れが溜まりやすくなったり、膿が発生したりすることもあるので注意。

また、乗車している時に急ブレーキが掛かった際、シートベルトとの相乗効果でへそピアスが弾丸のように作用し内臓を損傷した事故の例もある。このような例はレアなケースではあるが、他にもへそピアスが何かに引っ掛かる等してケガをすることもあるので、同様に気を付けよう。

へそピアスを付ける理由としては、単純に「ファッションとしてへそ出しや水着等の時にへそをアピールする為」に使われたり、逆に自身のへそにコンプレックスを持つ人物が「露出時でもへそを隠せる」ように使用されることもある。故に、へそ全体を覆い隠すようなピアスもある。

「へそがチャームポイントとして意識されていて喜ばしい」と感じるか「へそがよく見えなくなってもどかしい」と感じるかは、人それぞれであろう。

なお、へそピアスのピアス穴専用のタグとして「へそピアス跡」も存在している。状況的にもかなりマニアックかつフェティッシュで限定的なもので、こちらの作品登録数はかなり少ない。

※編集負荷軽減の為、へそ出しも兼ねているキャラクターについては「ヘソ出し」項目に移植しました。こちらには「へそまたは腹部を露出していないがへそピアスである」もしくは「設定上へそピアスを付ける可能性のある」等のキャラクターのみの記載をお願いします。

並びは作品名順。一つの作品に複数いる場合はさらにキャラクター名順。

作品名	キャラクター名
NARUTO	小南 ※設定のみ
ぼっち・ざ・ろっく!	PAさん ※ファンの推測であり公式では不明。

※「臍ピ」は現在の所、使われていない。