「かつてすべての山脈がジョーリアの化身だった。ジョーリアは最も体積が大きく、最も優しく、最も善良なタイタンであり、人の世の守護神でもある」
概要
オンパロスに登場するタイタンの一柱。支柱の三タイタンの一角。
「大地」を司り、権能は「堅磐の脊髄」を有する。
荒ぶるタイタンの中でも非常に温和な性格で、堅実で真面目であったという。人々に鍛冶や食料、力を授けたとされる。特に「大地水晶の鉱石」はジョーリアの神体の裂け目から採掘されたと伝えられており、眷属・山の民はこれを磨き上げ、さまざまな装飾品に加工して大地のタイタンに敬意を表している。
またオクヘイマでお世話になるであろう「大地獣」を創造したことで知られている。
しかしゲーム開始前に既に逝去。その火種の継承者は不明。
ジョーリアを信仰する人々は4月と8月に祝祭を行う。彼らはジョーリアが人類に代わりサーシスに許しを求め飢餓を救ったと信じている。
大地のタイタンの過去には諸説あり、ファジェイナの司祭たちによれば天空のエーグルと海洋のファジェイナはジョーリアの呼吸によって生まれたという。
大地獣
聖都オクヘイマで移動手段として使われている巨大な生き物。普段は温厚だが、白い石脊に触れると非常に不機嫌になる。これはジョーリアが大地獣に祝福を授けた時、彼らの荒々しさを石脊に閉じ込めたからだという。
関連人物
- ハートヌス:オクヘイマの大工匠。ジョーリアの眷属・山の民出身。かつてクレムノス人に囚われた同胞の解放を願っていた。
余談
- ジョーリアは英表記Georiosを和訳したものと思われる。Georiosの語源は古代ギリシャ語で「農夫」を意味するγεωργός georgósで「大地(geo)で働く(erg)人」を意味する。また英語圏で最もよく使われている男性名「ジョージ(George)」の起源でもある。